人間(アウード) | いわゆる人間。あらゆる環境に柔軟に適応し、
繁殖、その環境を支配するある意味最強の種。全てに於いてそこそこの適応能力を持って
いるが、これといって突出した物が無いため、多種族から見下される事もある。現在、最も繁栄している種でもある。 多種族を遙かに上回る「私欲」を持ち、それ故に悲劇も多く起こる。 |
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幻獣人(ライザー) | 幻獣の子孫である亜人。今のところ、数ある種族の中で最も人間との共存に成功している種族である。 頭脳、魔力、戦闘力に於いて人間を大きく上回るが、穏やかな気性から多種族とのぶつかり合いは少ない。 大陸三大魔術都市の一つ、リディヴァインを擁する神聖イシュ王国は、彼らが治める国である。 |
精霊族(スク) | 精神体の中で、能力バランスの取れているモノの総称。 族による明確なランク分けが存在し、下から光族(グナク),九源族(ノイアーシェク),四神族(テラク),純天光族(バラグナク)となっている。その力と寿命は反比例し、最も下級の光族(グナク)は、明らかな意志を持たない代わりにほぼ無限の寿命を持ち、 逆に最高位の純天光族(バラグナク)は無限に近い力を持つ代わりに、その寿命は200年ほどでしかない。 |
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魔族(グルク) | 精神体の中で、能力バランスの取れていなかったモノ達の総称であったが、現在ではその末裔の種族となっている。 バランスが取れていないと言っても、突出した能力を持っているモノも多く、最近では精霊族との軋轢も無くなってきているが、魔族の中でも、精神が歪み、 世界に仇為す存在になったモノもおり、彼らは、単に「魔」と呼ばれ、区別される。 |
幻獣族(ラザーク) | 精霊族、魔族の直接の祖先に当たる種。精神体と物質体の中間と言うべき存在で、全てに於いて彼らを凌駕する力を持っていたが、半神半物の身体は適応力が弱く、 やがて滅んでいった。現在では僅かに存在が確認される程度で、種としては終焉に来ている。 |
真龍(ロムヴァ) | "大戦"時、過去世の者達が神滅者(ライズバー)を"破壊"する為に創った生物兵器が原始の真龍である。
原始の真龍は、神滅者を破壊、封印した後、自らもその力によって八つに砕けた。その八つの断片から生まれたのが現在の真龍である。 現在の真龍は、それぞれが"光"闇"紅"蒼"風"地"金"緑"と呼ばれる。 |
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時守人(ときもりと) | 真龍が一、地の真龍『ズパーク=ストゥパー』に擁される者達の総称。彼らは『時』に拘束されない命をズパークによって与えられており、 その引き替えに時の流れや世界の行く末を破壊から護る責務が与えられている。時守人の中で最も大きな力と意志、義務を持つ者は「四方の時守人」と呼ばれ、東西南北の時の流れの守護をする。 |
時破人(じはと) | 真龍が一、風の真龍『クーロン=ハィエイ』を王とする者の総称。時守人と同じく『時』に拘束されない命を持つ。悲劇を防ぐために世の『改変』を行う事が目的であるが、その性質上、時守人と対立することが多々ある。 |