半年間も!
これは由々しき事です!!!
これはいかん!
……そうだ、水族館行こう☆
という思い付きで、行って来ました山梨は山中湖。
「富士の涌水の里水族館」が、今回のターゲットです。他には用は無い。
……ってか、考えてない(笑)。そんなMr.ノープランが行きます.山梨日帰り旅行でゴザイマス。
朝から電車に乗りまして延々三時間半。更に富士吉田の駅からバスに乗って30分ですから.トータルで約4時間ですか。遠いなあ。
さかな公園という、ややフザけた公園内に、それはありました。
周囲を板で覆われた、趣深い建物の中に、小綺麗な淡水魚専門の水族館☆
これがチケット。
入館料は400円也。かなり安いね。
ちょうど「エサやり体験」がやっていたので、覗いてみます。
む、意外に盛況。流石日曜日です。
この餌やりが行われているのが、ここの名物「二重回遊水槽」。
でも折角ですから、主役の紹介はクライマックスまでとっておきましょう。
なので、まずは前座から。
小さァァい! 説明不要!(いや、要るだろう)
絶滅危惧1B、ホトケドジョウの登場だ!
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……うん、地味だよね(笑)。
廊下の床を照らす照明がステキなのも、ここの特徴。
円形の光の中を、魚がクルクル回ります。
こちらは、建物外周にある池を、横から見られる様にした水槽……?
鯉とかアルビノの鯉とか……あとチョウザメとかいます。
……うん、まあ、地味ですが。
こちらは「深みの魚」のコーナー。
富士山の溶岩が固まって出来た岩場をイメージして作られた水槽の中には……悪名高いブルーギルやオオクチバスが!
……あとナマズも。
「川の魚」コーナーには、川の源流、上流、中流に分けられたセクションに、それぞれに棲息する魚を展示。
山梨に海は無いので、下流のセクションは無いのね。
床に突然現れた不思議映像。
水面を踏み締めると、何とその場所に波紋が!
お子様達は大興奮です。実際やってみると、移動に合わせて波紋が発生するので少し楽しい。
「富士の湧水の里水族館」の名の通り、ここでは富士山の湧水を使って魚を飼育しています。
その水に触れられるのが、このコーナー。
流石に水が冷たい(≧ω≦)☆
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さて、いよいよクライマックス!
二重回遊水槽ですよ☆
外側がでかい魚、内側が小さい魚で、区分けされているのです。
その為、でっかいのと小さいのが混在して、
なかなかステキな空間に。
普通、大きな魚と小さな魚を混在させると、小さい魚がみんな食われてしまうのですが、これなら小さい魚が食べられる事無く共存出来る訳ですね。賢い!
実はこの水槽、内側にも入れまして……
内側には階段があり、そこから登って上から見る事もできます。
上から見た画。
水槽が二重である事が、非常に良く分かります。
大きい魚はイトウやマスの仲間ばかりなのですが……
何故か ベスチル(チョウザメ)が居ます。そういえば、外の池にもチョウザメがいたなぁ……
……何で?
中も清潔で意欲的で、しかも目玉となる大水槽もあるという、ステキ極まる施設でした。
ただ、ここで潰せるのはせいぜい1〜2時間ですから、他に行く所を考えとかなきゃなりませんね。
さて。
かくして水族館をあとにした私ですが、帰りをただ来たままにバスで駅まで帰るってのは、余りにも芸が無い。
バスで30分程度の道なら……
……歩いてやろうじゃないか!……と言う事で。
いざ、ウォーキング!
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歩き歩いているうちに、浅間神社への遊歩道っぽい道を発見。
よっしゃ、行ってみんべと
山道へ。
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……人の気配が無いのは案の定なのですが、何か良からぬ雰囲気です……クマ出そう。
やがて、元・牛小屋の様な廃墟が現れ……
そして行き止まり!
なぁんじゃぁこりゃあぁ!
……来た道を延々と、泣く泣く引き返しましたよ(涙)
その後、延々と見知らぬ道を歩き続け、道の駅にて遅い昼食ー♪
吉田のうどんとうどん鯛焼き。
吉田のうどんは、腰があってもっちりとしていて、とても美味しかったですよ。
うどん鯛焼きは、鯛焼きの白餡の中にぶつ切りした饂飩が入っているのですが、意外に悪くないのです。
うまうま。
さて、お腹が満ち足りたところで、頑張って行きましょう!
甲斐武田家の戦勝祈願神社と伝えられる、浅間神社です。
なかなか荘厳なたたずまいですが、何故か雨が降り出しまして……より趣深く。
……傘持ってきておいて良かった。
この界隈は外人さんの観光客が目立ちましたが、神社には何故かフランス人が多かった。何でだろう?
ちゃんと礼に則って、二礼二拍一礼。
その上で御神籤を引きました。私にも幸せが手に入りますように。
そしたらですね。
「ガタガタ言わず、お前は真面目に自分の仕事に邁進すればいいんだよ!」
……ってな内容でした。御神籤。
こうして。
バスで30分の道を、寄り道したり迷ったりで4時間掛かって駅に帰還。
疲れました。
しかし、ここで恒例の交通問題発生!
急行の電車が出てしまい、次に来るのは追加料金が必要な特急!
嫌なら、超・遅いローカル!
さて、どうするか……
あ、高速バスって手があるじゃん。
次の高速バスは満席。その次は一時間後。
……でも、新宿に到着する時間は電車より30分遅れ程度だし、値段は約半額。
……選択の余地はありませんでした(笑)
ちなみに今回買ってきたお土産ですが……
恒例の信玄餅と吉田のうどんの他に、ゲットしてきたのが
「甲斐の地酒のみくらべ」純米酒4本セットです。
包んでいる風呂敷が、
「風林火山」の旗になってるんですよ。
〜Fin〜