そんな中に今回のターゲットである、犬吠埼マリンパークは在る訳です。
コレが犬吠の駅。
結構シャレた感じですね♪
駅から歩いて10分ほどで、目指すマリンパークはあります。
断崖絶壁にほど近い、ピンク色の建物が、それです。
なんか恐竜がいたり
看板のイルカが白目で怖かったり
入る前から、謎と言いますか……実にネタの多い施設ですね。
好感が持てます☆
これが入館券の半券。
価格は1250円也。
ちなみに、周辺の施設で割引券が手に入りますんで、それを使うと200円引きになります。
さあ、中に入りますぜ。
建物の中に入りますと、中央にタカアシガニとマイワシの水槽があり、その周囲にはピラルクや大きなナマズ、ピラニアの群れなどの水槽が囲います。
大きな魚が目に付く構成なのですが、この周囲の水槽、建物のスペース上の問題なのか、奥行きがあまりありません。
だから、あんまり大きな魚だと身体をガラスに擦って擦過傷が出来るんですよ。
……水棲生物の擦過傷は痛々しいです。
水槽を大きくするのは難しいと思うので、ここはもう少し小さい生き物の飼育にするべきではないかと思います。
ともあれ、最初のキャッチとしては十分です。
この次の展示に行く為に階段を上って2階に行く訳ですが……
その過程での階段スペースも、我らがマリンパークは無駄にはしません。
クジラのパーツ展示!
クジラのヒゲ、歯、肩からヒレにかけての骨格など、様々なパーツが居並ぶ訳なんですが……メインとなるのがこの逸品!
ナガスクジラのペニス(剥製)。
「はく製のため小さくなりましたが実物はこの3倍あります。」
……3倍!?
6メートル以上ッ!!??
……クジラって偉大だなあ
(何がだ)
さあ、気を取り直して2階へ上がりましょう。
クジラに驚かされて、ここで一息着けるかと思う訳ですよ。
ところがです!
……? 天井に、何かありますね。
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ディプロドクス!
……なんで!?
パンフレットによると、これは「恐竜ロボ」で、お客がフロアに足を踏み入れると吠えだし、牙をむき、煙を吐くんだそうです。
このパンフレットには続いて「キミはもう1億5000万年前の異次元の世界にタイムトリップ。」と書いてあるんですが……
……異次元?
古代の間違いだろう、と言う気もしたんですが。
水族館の中に、何の前触れもなく現れる恐竜ロボは、まさに異次元……っていうか、魔空空間ですよ。何か納得
この周囲には、サメの水槽やクエなどの大型魚、後はアカウミガメがおりました。
……何かこの水族館、魚の展示より、脇を固める非生物展示の方が面白い気がする。
この先を進みますと、デンキウナギが居たり、ワニガメやカミツキガメが居たりします。
でも、割愛♪
この後は、名物のイルカショーを見に行きたいところなんですが……その前に、屋上に上ってみましょうか。
この犬吠埼マリンパークは、二つのキャッチフレーズを持っています。
曰く、
その二つ目を、屋上に上る事で実感する事が出来るのです。
さあ、果てしない水平線を眺め、地球が球体である事を、実感いたしましょう!
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コモドオオトカゲ!
何で!?
……だからぁ、何でこのマリンパークは、魚以外の展示でこうも楽しませて下さるのか。
本当、大好きですよ。
一人EXILE
気を取り直して、イルカショーに行きましょうね。
ここのイルカショーは、ショープールが狭い事に定評があります。
下手をすると学校のプールよりも小さい感じのショープールですが、その中でイルカが飛び跳ねるんですよ!
当然、水も跳ねます!
ジャンプも凄まじいモノは出来ません!
でも!
このサイズのショープールで、何頭ものイルカたちが繰り広げるジャンプの数々には、感動を禁じ得ません。
実に良い!
心、洗われます……
落ち着いた感じの水族館なので、犬吠埼で温泉でも入って一泊して、次の日にのんびり行ったりするのがお勧めです。
ただ、ちょっと鄙びた感じですので、若い人には物足りないかもしれませんね。
〜Fin〜