7時ちょうど初のスーパーあずさに乗り、一路蓼科の最寄り駅、茅野を目指します。
おりしも当日は土曜日。
車内は甲府への旅行に赴く人生の諸先輩方っていうか
じーちゃんばーちゃんで溢れ返っておりましたが、そんな中で電車に揺られ、茅野に着きましたのが9時ちょい過ぎ。
ここにて私、バスの時刻表を調べましたところ、何と10時過ぎまでバスが来ない。という。
仕方が無いのでぶらぶら時間を潰しつつ、バスが来るのを待ちぼうけ。
ダンダカ時間を潰してる間に、ようやくバスが参りまして、蓼科ビーナスラインという、やったら長くうねった坂を登ります。
この坂がまた、バスが延々とローギアで登るような坂な訳です。
しかも長い。50分位乗ってます。
そんなこんなで長い坂を登り切り、終点であるロープウェイの直前の停留所が、目指す水族館の停留所であります。
……ちなみに、すぐそばにロープウェイの駅がある以外は、この辺り、何も無い。
強いて挙げればだだっ広い駐車場
がありますが、絶壁を遮るガードレールが所々切れているのはどうかと思います。
ちなみにここは標高1750M。
10月末という季節ゆえもあり、なかなか寒いので、
世界最高地の高原水族館が売りのこの水族館へ緊急避難入る事に致しましょう☆
入口を入りまして、料金を払いますと、いきなりあるのがコレ。
いきなり怖ェ(汗)
木の精たちが入館者を出迎えます。
邪なモノは取って喰われるので要注意です。
……ま、それは嘘ですが。
しかし何というカラフルでメルヘン(?)な館内。
写真ではいささか分かりにくいのですが、館内はかなり原色バリバリです☆
今までいくつもの水族館を見てきた私ですが、ここまで原色な水族館は見た事がありません。(メルヘンなら幾つか)
そんな中を進んでいきますと、突然、今までのカラフルさが鳴りを潜め、暗い世界が広がってまいります。
〜ガイアジャングル〜
薄暗い洞窟の中に、突然浮かび上がるのは
オキシドラス、コロソマそして
ピラルクー(3M近い)
ここまで巨大なピラルクーが見られるのは、国内でもそう何箇所も無いでしょう(2009年現在)。
ただ、ピラルクーは常にそこそこ動いているのですが、同居人のオキシドラス、コロソマがやる気が無いんじゃないかと思うくらい殆ど動かないのは、どうかと思いますがね。
ガイアジャングルを越えますと、そこは再び
メルヒェンの世界。
もうね。
ピンクの壁とかお城っぽい外壁とかピアノとか、これ本当に水族館なのかって感じですよ。
物事を固定観念で見る事は愚かだとは思いますが……これはちょっと凄いです。
こういうのが在りか無しかと問われれば……あってもいいとは思います。
ただ何というか……圧倒されますよね。
水族館の中心に鎮座する、巨大な木
「グレートマウンテンツリー」(もちろん作りモンですが)。
その枝には、
何かリアルな人形が載っています。
怖いです。マジで。
ちょっと癒しを入れましょう。
ペンギンランド〜♪
無邪気(の割にはちょっと眼が怖い)フンボルトペンギンたちが、本当に手が届く所まで来てくれます。
もう、本当に可愛いんですが、忘れちゃいけない事もあります。
ペンギンは魚臭いって事と……
噛むって事。
有名なピラニア・ナッテリーですが、ここでは殺風景な水槽の中に一匹だけ。
ちょっと可愛そうなので、何とかしてあげてほしい所です。
元々臆病な魚なんだから、仲間とか欲しいだろうに……
ニホンスッポン。ちっちゃいですが、噛み付きます!
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この後、グレートマウンテンツリーの中を登ったり出来るのですが、その先には特に何も無いんで
終了!
変わり種水族館として見に行けば、とても面白い経験を得られるでしょう。
ただ、周りに本当、何も無いんで(ロープウェイで山に登ると、何かあるらしいですけど)メインを張るには……少しきついかも。
あとやっぱり
オブジェが怖い(汗)
次の日は、有名な諏訪大社など拝みまして……
・秋宮。
工事中で描き割りになってる本殿と
注連縄で有名な神楽殿。
御柱
・春宮。
外から。
中は秋宮とほぼ同じで(若干こっちの方が狭いですけど)、やはり本殿は描き割り、横から御柱だけが見えました。
今回宿をとった下諏訪は、本当に諏訪大社の……というか、御柱の町でした。
で、最後に。
下諏訪の隣の上諏訪駅のホームには、なんと露天風呂があるんですよ(足湯ですけどな)。
〜Fin〜