2008年8月6日から同12月の末まで、アメリカはカンザス州にある某学校に通うよう、会社から命を受けた私です。
苦手な英語、慣れない海外、そして苦しい授業。
来る日も来る日も苦しい日々が続きましたが、なにも全てが苦しいだけではございません。
こちらでは一応ある程度まとまったお休みというものがございまして、それを利用してアメリカの水族館を訪れてみようじゃないかと、こういう塩梅でございます。
あいにく、こちらでは一人で行動……と言う訳には行かないのですが、そこはそれ。
みんな
私が水族館ヲタクという事はみんな知っていますので、後は道連れさえ探せば、万事OKなのであります。
ガイドブック「地球の歩き方」に拠れば、この水族館は全米で最大の屋内水族館との事。
高鳴る胸を抑えつつ、いざシカゴへ出発です。
シカゴはミッドウェイ空港に到着したのはお昼頃。
本来なら一直線に目的地に向かう所ですが、今回は人数が多いし、私主催の旅ではありませんので、あまり勝手な行動は出来ません。
シカゴピザ食おーぜー!(正確には『スタッフドピッツァ』)
おおー。
シアーズタワーのぼろーぜー!
……ああ、うん。
二階建てバス乗ろーぜー!
うるさいてめぇらで勝手に行け。
そんなこんなでついついイライラしてしまっていたら、友達に「目付きがヤバい」と注意されました。
無意識に殺し屋の目になっていたのかもしれません。
……だって水族館早く行きたいんだもの。
そんなこんなで、何とか解放されて自由時間になったのが16時半。
普通だと営業時間がちょっとヤバいですが、大丈夫。
「地球の歩き方07〜08年度版」に、8月31日までは22:00まで営業と書いてあるのですから、心配はいりません。
今から行っても22時まで5時間近く、のんびり見る事が出来ましょう。
では、行ってきます。
今にも崩れそうなボロ……もとい、趣のある電車に乗って、ルーズベルト駅で下車。
少し歩いた所にある、神殿風の建築物が、目指すシェッド水族館です。
何でもこの水族館、お金持ちのシェッドさんが「世界で最大の水族館をつくるように」と、シカゴ市に200万ドル寄付して、開館した施設だとか。
いやあ、
なんだ金持ちの道楽かと笑い飛ばすのは簡単ですが、せっかく訪れた世界最大級の屋内水族館です。
楽しまない手は無い!
回転ドアを抜けて中へ入りますと、早速入場券売り場です。
入館料が24ドル95セント(約2600円くらいか?)と
やたら高いですが、そこはそれ、大都会シカゴにある世界最大級の水族館です。
贅沢は言えますまい。
まず我々を出迎えてくれますのはアマゾン・ライジングと名付けられたコーナー。
アマゾン川には、一年の間で水位が物凄く変化する地帯があり、それをメインに紹介しているコーナーです。
しかしまあ、英語表記である事は当たり前なんですが、
なんと言うか……日本の水族館とはまた違ったセンスを感じて良いものですね。
まあ、私は表記が読みやすい分、
日本語の方が好きですが。
このアマゾンのコーナーでは、魚の他に巨大ゴキブリや巨大アリも展示されていて、ちょっと不気味だったりします。
「LOW WATER SEASON」の次にある「HIGH WATER SEASON」のコーナーに、アロワナを見つけました。
後は割とおなじみの展開で、ピラニアやくそでかいカラシンがいたりしまして。
まああんまり面白くないのでスルーする方向で。
次に現れましたのは、
「RIVER TAILES」(河の物語)。
いきなり、巨大魚ピラルクー(こちらでは「アラパイマと表記」)の模型。
この辺の展示の仕方なんかは日本と同じですね。
……でも私は折角だから、3Mクラスの本物のピラルクーを見て、
流石シェッド水族館!!と驚きたかったものですが……ああ、それじゃあ子供が泣くか。
しかしこの水族館、広いのはいいのですが同じ様な部屋ばかりなので、自分がどこを既に見て、何処をまだ見ていないかが分かりにくい。
館の中心にありますカリビアン・シーの水槽。
この水槽では、ダイバーの餌付けショー見たいのがあるみたいです。
こんな小奇麗な近代的っぽい水族館の中で、そんなレトロなショーが行われているとは……シェッド水族館、侮れぬ!
館内のタツノオトシゴのコーナーに設置されている巨大模型。
一緒に行った友達は
「ヒッポリト星人だ」と言っていましたが、
その通りだよく言った!
他にも
タカアシガニとタスマニアンキングクラブが共存している生息域を完全無視した不思議空間や、
大量のジュエルドアネモネに覆い尽くされた、どう考えても生態系が崩壊しているタイドプール水槽。
などなど。
魅力(ツッコミ所)を上げていけばキリがありません。
しかしこの程度では、まだまだシェッドの魅力を語りつくせません。
だってまだ、ベルーガにもイルカにも、ペンギンにも逢ってないでしょう?
これからが……と
おや。
館内がずいぶんと暗くなって参りましたよ。
これは夏休み特別時間への移行を示す、水族館の粋な計らいというやつですか?
・
・
・
……なんか違うっぽいな。
何!?
閉館時間だからもう帰れって!?
馬鹿な!
「地球の歩き方」には確かに……
あ。
パンフレットには書いてない。
っていうか22時までやってるなんて日は、一年中何処にも無い!
……結局、抵抗むなしく追い出されました。
まだ実質、30分くらいしか見てないのに。
地球の歩き方の嘘吐きー!つづく。
つづき。
さあ、最終日、日曜日の午前中です。
今日を逃せば、多分もう一生来られない!
気合いを入れるゼ!
て、
なんだこの混みっぷりは――!!煤[□ー;!
ちぃッ。水族館が大好きなのは日本人だけの特性と思っていたが……さすがにこの規模となると、客の入りも相当なようです。
侮れぬ。
……二回目の来場ですから、もう一度入館料を支払います。
合わせて5000円強。流石にちょっと痛い出費です。
さあ!
しかし折角来たからには思う存分楽しみますよ!
まずは前回来られなかったこの水族館の目玉。
オーシャナリウムだッ!!
この馬鹿でかい増設スペースに、なんとイルカ、ベルーガ、ラッコ、ペンギン、コモドドラゴンという超・人気動物たちが集まっているのだ!
うん、みなまで言うな。
……でもコモドドラゴンは、私が好きなんだからいいじゃないか。
さて、まずはイルカのショープールから。
をを、跳んでる跳んでる。
ここのイルカは日本でみんなが知ってるバンドウイルカではなくて、カマイルカ。
ショーはするけどバンドウほど得意じゃないので、ショー自体は少し地味。
でも、シャチすら泳げそうな広いショープールの観客席は満員で、立ち見状態でした。
続いてはモッツァレラチーズ
……ではなくて、白イルカ(ベルーガ)の水槽。
特になにをするでもなく、親子のベルーガが悠々と泳いでおりました。
……ちなみに、ラッコの水槽は写真が上手く撮れなくて断念。
ここのラッコはあまり良い絵を撮らせてくれません。
この辺りの水槽は、地下へと伸びており、地下へ潜って下から眺める事が出来ます。
いざ、地下へ!
水槽底部にて、思索に耽るカマイルカ君。
イルカショープールの、観客席の下辺りにあるのがペンギン水槽。
太っちょのオジサンが、熱心にペンギンについて説明してました。
まあ、僕らには理解できないんですけどね。
下から見たベルーガ水槽にて。
本日のベスト・ショットです。
一定期間ごとにやっているらしい特別展示。
今回はトカゲでした。
そして、今回のメインイベンターである、
みんなのコモドドラゴンです。
……でも、あんまりやる気無いみたいです。
ああ、気が付いたらもうあんまり時間が無くなっていました。
そろそろ帰らなくては……馬車がカボチャに変わってしまう!
待って、シンデレラ!
あと一つ。あと一つだけ……
「Wild Reef」でサメと握手だ!
エレベーターで地下へ赴くと、そこに広がる不思議空間。
……本当に不思議空間だな。
美しい珊瑚礁水槽、足元を見られる水槽、簡易トンネル水槽、波を再現した水槽など、日本でも結構馴染みのある、魅力的な水槽が並びます。
そして――
鮫だー!
ここへ来てようやくサメの登場です。
……まあ、正直あんまり目ぼしいサメはいないんですが、それでも広い水槽をサメが泳いでいるのを見るのは楽しいですね。
いや、眼福眼福。
水族館としての魅力ですが、日本各地にある水族館の魅力をかなり併せ持った、大変魅力的な水族館だと思いました。
反面、カオティックな展示も多く、日本との違いをまざまざと見せつけられた感じです。
さすが大陸思想。
好き嫌いでいえば、日本の水族館の方が「物語」を感じるので好きです。
でも、ここも魅力的だったなあ。
結論を言えば、やっぱり世界中どこであっても、
素敵だ。
やはり、水族館は……
すばらしい。
さあ、結果はどうあれ学校も終わりました!
ここから卒業旅行!
アメリカの水族館襲撃事件再び!です!
さて、そんな訳で今回訪れましたのは、全米最大の誉れ高きジョージア水族館。
シカゴのシェッドを上回る水族館との事で、否応にも期待は高まります。
ニューヨークの自然史博物館の様に、膨大な情報量と展示物があって、とても一日では見きれないような水族館だったらどうしよう……
等と、ついつい気持ちが逸ってしまいます(///▽///)
地下鉄の駅から徒歩圏内。
オリンピック公園の向こうに、目指すジョージア水族館は鎮座していました。
この巨大なフォルムは、見る物を畏怖させんばかりに迫力十分です(そうか?)
早速、中へ入りましょう♪
この水族館、ジョージア州内の色々な企業の出資で運営されている模様。
各セクションに、そこを担当した企業のロゴが大きく張り出されていました。
まあ、どうでもいい事ですが。
まず、我々を迎えてくれたのは、
アジ科の魚の群れ。
……アジには正直疎いので、よく分かりませんが、どうやらコバンアジの仲間らしい。
こちらでは釣りのターゲットや、食料としておなじみの魚です。
……だから、私はよく知らんって(汗)
でも、この魅せ方は日本的で、凄く好きです。
朝一番で行ったので、ダイバーが水槽内を掃除している姿も見られ、かなりラッキー。
これは期待できますよ。
それから先は大きなホールを中央に、どのセクションからでも廻れる様な仕組みになっているようです。
さあ、何処から行くべかぁ……
やはりここは、目玉たるジンベイザメから行きましょう!って訳で、行ってみました
OCEAN VOYGER
この水族館最大の水槽の中を悠々と泳ぐ魚の群れ。
そして巨大な
Whale shark(ジンベイザメ)!
このセクションが粋なのは、
魚の説明カードを貸し出しているところ。
確かにこれならお客が多くても情報が見られますし、回収もしますのでゴミが増える事もありません。
なかなか良いアイディアです。
大水槽下部を貫く、海底トンネルチューブ水槽。
通路左半分は動く歩道になっており、上を見上げてボ〜ッとしていても、前に進む事が出来ます。
……あんまりボ〜ッとし過ぎますと、流石に壁にぶつかりますが。
その上を悠々とマンタやジンベイザメ、シュモクザメやノコギリエイ、シノノメサカタザメが泳いで行くのですから、これはなかなかに幻想的です。
水槽周りを半周しますと、今度は巨大なアクリルパネルに出くわします。
そこからなら、ジンベイザメの姿を心行くまで眺める事が出来るのです。
しかしやっぱりデカイ!
ここには3頭のジンベイザメがいて、みな悠々と泳いでおりました♪
ちなみにこれを支える巨大なアクリルパネル。
製作できるのは日本が誇る中小企業、日プラのみで御座います。
我が国が世界に誇る技術、こんなところにもあったりするのでした。
……っていうか、水族館マニアで日プラを知らない人は居ないと思いますけど。
・
・
・
続いて行きましたのは、川魚のコーナーこと、
RIVER SCOUT
このセクションの象徴の様に激しく流れるこの滝は
雨水を使用しているとの事。
うん、リサイクルリサイクル。
そこで我々を出迎えてくれたのは、
ロングノーズガーの大群と
やる気の無いワニの大群。
……いや、うん。どっちも悪くは無いんだ。
むしろ好きな部類で。
ただ、かつてワニやロングノーズガーが、こんなに大群で……しかもそれだけってのは、かつて無かったなあ……と。
珍しい物を見せて頂きました。
さあさあ、今度こそお立会い!
次に訪れます、
COLD WATER QUEST
にて我々を迎えますのは他でも無い。この水族館にとって、ジンベイザメの向こうを張るもう一つのスター。
Beluga Whale(ベルーガ)の登場だ!!
海のモッツァレラチーズ(GAU命名)こと、ベルーガ。
日本ではシロクジラと言ったりもします。
可愛い顔して意外にマッシヴ……と言うのが私の印象なのですが、なんとこいつら
体脂肪率約50%だと言う。
すっげぇデブじゃん!?
また、体が白いのは氷の張った海を泳ぐため、シャチや白クマに見つかり難くする為だと言います。
……伊達や酔狂で白いんじゃなかったんですね。
(当たり前だ)
しかしこいつら……細長くって短いヒレを動かして不器用に泳ぐその姿……
ちょっとクリオネに似てるかも。
・ ・ ・
しかしその反面、巨大と言う割には情報量が少ないので、なんだか消化不良だった感じがしますね。
しかし、これで終わりではありません。
2010年にはイルカプールが公開され、ペンギン水槽も復活致します。
ジョージア水族館は、まだまだ発展途上の水族館なのです。
きっとこれからもっと成長し、全米最大の名に恥じぬ水族館になっていくことでしょう。
アメリカ水族館巡りの旅(そうだっけ?)も、遂に最終回!(早いよ)
最後はいきなりアメリカ大陸を横断し、サンフランシスコから
アクアリウム・オブ・ザ・ベイのレビューをお届けします!
……いきなり何ですけど、「アクアリウム・オブ・ザ・ベイ」ってカッコ良くないですか?
デス・バイ・ハンギングみたいで。・
・
・
ああ、デス・バイ・ハンギングって絞首刑でしたね。
全然カッコ良くない上に、少々不謹慎でした。
海よりも深く、反省!(何処の海とは言っていないけどな)
・
・
・
皆さんの愛情で、ウチのレビューは成り立っております☆
それはともかく。
サンフランシスコの宿から出て、危険そうな道を通って繁華街へ。
名高いケーブルカーに乗って
(ってぇかこの街、本当に坂が多いな)
目指すフォッシャーマンズワーフへ。
ところが何と、 雨で御座います。
サンフランシスコはどうやら私が大好きなようで、
名物の霧どころか
雨で大歓迎してくれやがりましたよ★
はい、雨です。
私の涙ではありません!
人を恐れないカモメも、遠くに霞むアルカトラズ島も、まあぶっちゃけただの背景なんで、どうでもいいです。
一応、名物のサワードルブレッドだけは食べておき、いざ、アクアリウム・オブ・ザ・ベイへ!(どうでもいいけど名前長いよな)
意外にもちゃんとした建物(失礼な)
決して近代的では無いけれど、それでいて揺ぎ無い自負心を感じます!(そうか?)
しかし……なんか随分サメを前面に押し出しているように見えるんですが、 なんか、期待しても良いのかな?
チケットもパンフも
こんなですし。
まあ、ここに描かれているヨシキリザメは外洋性の鮫で、
飼育は非常に困難な筈だから、まず居ないとは思いますがね。
……居たら大事件ですよ。
さ、中へ入りましょう♪(最初っからプレッシャーを掛けて行く)
いきなりコレだよ!
迫り来るホホジロザメ(模型)、逃げ惑うオタリア!(模型)
もうこの時点で既にこの水族館のポテンシャルと言うか、スタンスが分かりますよね。
……私がハシャいでいるのがお分かりか?
さ、さ、次へ急ぎましょう♪
マイワシの群れ。
この手の群れ水槽は、海外水族館では珍しいかも知れませんね。
一見、何でも無い水槽なんですが、この水槽の説明が
「海の生き物や私達が食べている魚の為には、彼らが重要なんだよ」って感じだったり、
その背後に
こんなサメ特設コーナー
があったりするので、
色々と勘繰ってしまいますよね?
……そう言えば、サンフランシスコ沖って
ホホジロザメ出るんですねぇ(汗)
海域図にサメ出没域が表示されてたり、
サメがオタリアを襲う(喰う!)映像が流れてたり……
……ちょっとワクワクしません?(変態だ)
・
・
・
……もっとも、この水族館でもサメをただ悪役にするつもりは無く、きちんと色々説明がされてましたヨ。
樽の様に太ったお姉ちゃんの操るエレベーターに乗って一階へ。
一本目のトンネル水槽です。
右半分の床は動く歩道の筈なのですが……何故か今日は動いておらず。
多分、繁忙期のみなのでしょう。
ダイバーが泳いでいます。
ちょうど掃除の時間だったらしく、大きなクリーナーを持って掃除に当たっておられました。
やあ。
……いや、特に深い意味は無いんですけどね。
この水槽の中には、ヒトデやサバ、アジの群れなんかが居て、我々を楽しませてくれていました。
先ほども言いましたけど、イワシとかアジとかサバとかが、海外の水族館で群れでいるってのは、ちょっと今まで見なかったんで、ちょっと感動しましたヨ☆
California's Cold Water Corals
……訳するなら、「カリフォルニアの冷水域のサンゴ達」って所でしょうか。
「珊瑚は温水域にのみ棲息すると思われがちだが、どっこい、カリフォルニアの冷水域でも生きてる珊瑚は居るんだぜ?」
……って感じですかね。
流石に温水域のサンゴほど華はありませんが、サンゴらしく生き生きと踊ってらっしゃいました(何故敬語?)
そしてっ……
2本目のトンネル水槽〜!
一本目とは違う水槽です。当然、泳いでる生き物も違います。
先ほどの愛らしい魚たちとは打って変わって、今度は
大きなエイやらチョウザメやらサメやら(※サメとチョウザメは違う生き物デスヨ?)がウヨウヨいまして、
これはもう、
子供トラウマ
GAUさん興奮
な展開ですよ!
・
・
・
……あ、一応言っておくけど
この二つは直結しないからね?
……私はそう言う方向の変態では無い。
それはともかく。
今回、私が一押しなのがこの
Seven-gill Shark!
七つの傷を持つ男……もとい、「七つの鰓孔を持つサメ」って事で、辞書を引いたらエビスザメやエドカグラザメ等との事。
なんと言うか、いかにも「オッサン」って感じの顔で、結構もっさりしてますよね。
「こんなのが人を襲える筈ねぇべ」って思って調べたら、小魚なんかを食べる魚食性。
やっぱりね。
でも「カグラザメ」で調べてみたら、体長8メートル。
怖っ!
・
・
・
多分、違う仲間だけどね。鰓孔の数違うし……(エドカグラは7つ、カグラは6つ)
今回は紹介しませんでしたが、エイの卵を孵化までの時期で分けて生きたまま展示したり、なかなか試みに満ちた楽しい水族館でした。
目玉となる大きな動物は居ないけど、情報量が多いのでやはり見ていて楽しいし、満足できる。
この「満足できる」っていうのが、実は結構重要なファクターだと思います。
ちなみに、水族館から外に出ますと、同じベイエリアにサメのえさ……もとい、オタリアの群れが休んでいます。
いつまでも取っておきたい、平和な風景ですね。
〜Fin〜