11月13日(日)
(2005.11.13)
強襲記録(鴨川シーワールドin安房鴨川)


 さて、今回は(地図上では)近場で有名所であるにも関わらず、今まで行った事の無かった
 シャチの居る水族館こと、鴨川シーワールドを襲撃して参りました。

 鴨川シーワールドは千葉は房総半島の先の方にあり、東京からでも辿り着くのに3時間近く掛かります。
 朝早く起きて、早速、出発です。

 駅からは無料の送迎バスが出ています。
 折角早起きして、朝一発目に乗ったのに、既にかなりの人でした。
 やはり、取材に日曜祭日は避けるべきだったか……

 因みにこのバス、運転がかなり荒っぽいので注意が必要です。
 5〜10分で着くから良いようなものの、20分も乗ったら酔ってたかも知れません。


 シーワールド正面の門です。流石はシャチが売りの水族館。

 入り口近くの土産物屋で売ってた妙なモノ。
 ……バケツワカメとは、シーワールドの名物なのか、安房鴨川の名物なのか……?

 入ってすぐ見ることになるのが、エコアクアロームの館。
 直訳すると「生態水散歩」と言うそうで。

 水の一生と銘打って、源流付近から海に至るまで、順に魚や水棲生物を展示していくというテーマな様です。

 源流付近にいるのはヤメメやイワナやイトウなど……
 しかし何だかデカイねえ。

 もう少し下っていくと、いわゆる上流階級に着きます。
 セレブです(違)

 「川のぼるウオ有り 手出無用」
 いきなり警告文ですよ。
 川ってのはどうやら

 ↑ココのようで……
 川を遡る習性がある魚ってのはいますから、そう言うのを見ても手を出すなって事なんでしょうけどね。

 更に下っていくと、中流から下流へ。
 生活レベルもどんどん下がっていきます(しつこい)

 ちょっと、コイでかくねぇ!?

 更に更に下っていくと、やがて海に出ます。
 「潮溜まり」のコーナーに……


 暴れダコだ────ッ!!

 やたらアグレッシブに動くタコで、波打ち寄せる水槽の中、まるで客にアピールでもするかのようにノリノリで動きます。
 正に営業部長です。


 それに対して何、あんたは?
 ……「入り江の岩場」コーナーにいた、やたらやる気のないネコザメさん。
 まあ、ネコザメは何処にいても大体やる気無いですけどね。


 コレは珍しい、アルビノのアカエイと……

 デカめのドチザメ。
 私なんかが子供の頃は、水族館で見られるサメと言ったらこのドチザメ君くらいでした。

 ……それが今はノコギリザメまで見られるのですから、良い時代になりました。

 ONE FOR ALL,ALL FOR ONE!!
 ノコギリザメ達はここに誓いを立てたのでした(違)


 鴨川市の魚として認定されているマンボウです。
 なかなか大きめのマンボウさんで、水槽の前にはちょっとした人だかりが出来てました。

 ウチのマンボウ飼育は凄いんだぞー!って感じでしょうか?
 コレを見る限り、マリンピア松島鴨川シーワールドがマンボウ飼育の2強って事のようです。
 ……そう言えば、マリンピアのマンボウはでかかったなあ。


 八景島シーパラダイスで有名な、シロイルカベルーガのパフォーマンス
 でも、シロイルカって言うし、姿も可愛い系だから小さいのかなーとか思って見ると……


 結構でかいんですよねぇ、ベルーガ。

 ……さて、お待たせ致しました。
 鴨川シーワールドの名物と言えば、コレ。

 シャチです。


 ……なんか、シャチがパフォーマンスするにしては、プール小さくないですか?

 この日はシャチとトレーナーとのコミュニケーションが上手く行かず、ショー開始予定の時間から20分くらいお客は待ちぼうけ。
 諦めて席を立つ人の姿もチラホラ見られ始め、コレは今回は駄目かなと思われたその時、


 トレーナーがお姉さんからトレーナーマスターに代わって、遂に見せましたシャチジャンプ。
 客席から起きるもの凄い歓声。
 ……そりゃまあ、20分以上も待ちぼうけで、待ちに待ったジャンプですよ。感動もしますって。

 シャチも体重が重いからか、手加減しないとヤバいからなのか、ジャンプしても全身が水面から出るような事は殆どありませんでした。
 そういえば、ショープールでは良く書かれているあの名文句が有りませんでしたが……

 まあ、シャチクラスのでかさになると、触れようとする命知らずは居ないって事なんでしょうかね。
 ……ん? 名文句とは何かって?

↓コレですよ。(イルカプールにて)

「噛むことがあります」

 イルカ系の動物は噛むんですよ。
 ま、ココのお客様にとっては常識ですが。

 最近、水族館のイルカプールにこの警告文があると嬉しい……というか、
 無いと寂しいと感じるようになってしまいました。


 因みに、シャチのショープールの下はレストランになっています。

 高価(たか)いし、不味いですが、シャチの泳いでいる姿が見られるので、話の種にはなります。
 因みに私が食べたのは鮪カツカレー

 お土産として、シャチのぬいぐるみと地酒、干し柿を購入しました。

 このシャチ、結構でかいんスよ。

 鴨川シーワールドには幾つか建物があり、勿論屋外ショープールも多い(って言うかむしろそっちがメイン?)のですが  前半のエコアクアロームは古き良き水族館の面影をのこし、後半に行くと非常に新しく、清潔な感じもありで、非常に充実した思いの出来る水族館だったと思います。

 ……入館料が2800円とクソ高いのと、外房って交通の便が余り良くない事を除けば、良い所です。
 ええ、本当に……
 外房の海もキレイだし……

 あ、そう言えば……


 コレ、無かったなあ。
 10年前の漫画だし、もう無いのか。



 〜Fin〜