(2007.5.30)
品川巡業

 さて、今回襲撃いたしましたのは、あのしながわ水族館

 しながわ水族館の最寄り駅は、京浜急行大森海岸駅ですが、JRの大森駅を利用すると、都区内フリーパスが利用できるので便利です。

 ただ、大森駅からだと結構道を歩くので、場所をしっかり把握していないと、道に迷った様で不安になりますので注意。
 あ、大井町の駅前から、無料送迎バスも出ているようですね。それを利用してもいいのかも。



 品川水族館(in品川)

 さて。
 目指すしながわ水族館は、あの平和島競艇場の近くに在ります。
 しかし、競艇場から水族館へ行くのは結構難儀するので、出来ればストレートに水族館を目指しましょう。

 広い様で狭い。狭い様で広い。
 それがしながわ水族館!

 入館料は1300円。最寄のコンビニでチケットを買うと、1200円で入れます。

 利用しない手は無い喃。

 館内に入りますと、日の光が降り注ぎ、清潔感のある館内は、非常にキレイに見えます。
  「東京湾に注ぐ川」のコーナー。
 上流から河口まで分けられた水槽の中を、それぞれの場所に居る魚たちが悠々と泳ぎます。

 下流の方に行くと、何故か錦鯉が居たりするんですが。

 なお、この水槽の前には
 こんな物があって、
 その水槽の解説を聞くことが出来ます。
 これは全ての水槽にある訳では無いのですが、なかなか参考になるので、良い感じです。

 ……ただ、混雑の際には、音声が聞き取れないと言う難点もありますがね。

 次の「品川と海」のコーナーでは、
 
 ウチワザメの繁殖賞が、誇らしげに掲げられておりました。

 で、件のウチワザメ君と言いますのはですね。

 ←ウチワザメ君です。

 ……は?

 エイじゃないかって?

 無論、エイです。
 
 エイ目ウチワザメ科の、ウチワザメですから。

 
 
 
 ……はい、そこ!

 怒らない、泣かない、JAROに電話しない!
 詐欺じゃないんだから。

 さて。

 ここらで横道に逸れまして、イルカショーなどを観に行きましょう。

 しながわ水族館のイルカショープールは、実はこれが、かなり狭い

 でも、イルカ達は元気いっぱいで、ショー前の訓練時間では、ジャンプの着水を派手にして、客席に水をかけまくっていました。

 ショーを見ようと集まってきたお客から歓声(悲鳴?)が上がるのが嬉しくてやっているのか、或いはお客への嫌がらせでやっているのか、イルカに訊いてみないと分かりませんが、とにかく元気そうで何よりです。
 ……うん、驚くんですね。で、その結果どうなるのか書かなきゃ。

 噛むって。

 ショーそのものは割とオーソドックスでしたが、イルカがかなり近い所を跳ぶので、なかなかの迫力です。

 なお、イルカショープールの隣にはペンギンランドがあり、

 フンボルトペンギンとイワトビペンギンが迎えてくれます。
 これがまた、可愛いのです。

 磯臭いけど。




 ……さて、そろそろ順路に戻りましょうか。

 この先に待ちますのは、ここの名物の一つである、トンネル水槽

 右手に在ります、鏡張りの階段を下って、地下へと参りましょう。

 トンネル水槽です。
 このトンネル水槽に居る魚、何かみんなデカイです。
 異常に……って程ではないですが、アカエイやウミガメ等がかなり迫力があり、悠然と泳ぐ姿はなかなかにステキ。

おまけになかなか元気も良く、普通なら水槽の底でじっとしている筈のウツボ君も、
 回遊魚よろしく泳いじゃっています。

 元気で大変結構♪


 また、このトンネル水槽の中には、「カメら君」と呼ばれる、海亀を象った水中カメラが在り、それを動かして海中散歩(?)を楽しむ事も出来ます。

 
 
 が。
 

 金取んのかい!!
 維持費とか、結構大変なんでしょうね。

 
 そこから少し行った所にあります、クイズコーナー
 内容は、水族館好きには結構常識なモノが多く、外すとかなり悔しいです。

 私は、パーフェクトを後一問で逃しましたが。
 内容が結構多岐に亘っていて、まじめにやると、結構ハマりそうでした。
 ……これは、みんなでやると良い!

 「世界の大河から」のコーナー。
 相変わらず、ピラルクはでかいです。

 また、ここにも「ボタンを押すと解説が始まる」演出があるのですが、此処だけ妙に凝っていて、

 なんと木が喋る。
 ……なーんか、気仙沼リアスシャークミュージアムポセイドン様(自称)を思い出しました。

 さて、次に参りましょう!

 最近出来たばかりのアザラシ館です!

 アザラシ館は、ゴマフアザラシのいる水層を、水面からと、水中からとで見る事が出来るのです。
 なんと、水中部分はトンネル水槽。
 結構良い感じですよ。涼しげで。
 水中から、水面から見ているお客が見えたりして、アザラシと同じ視点に立てます。

 ……でも、スカート短い女の子とかが上に居ると、多分ぱんつ見える。

 
 
 
 さてさて、どんじりに控えしは、シャークホール

 そして、シャークホールの門番の様にここに居ますのが、
 ミツクリザメ(剥製)。
 ミツクリザメといえば、深海に棲息するサメで、生きている化石と言われ、未だ生態の良く分かっていないサメです。

 いつかこれの生きている姿が、水族館で見られる日が来るのでしょうか。

 私の好きなサメの一つなので、生きている姿を一度は見てみたい。

 こちらは、生きている方のサメ。
 中に居るのは、ツマグロにグレイリーフシャーク、そして

 シ・ロ・ワ・ニ♪

 シロワニです。
 恐ろしげな、いかにもサメって外見なのに、魚食性でおとなしい、ステキなサメ。

 私の中では、サメ界のキムタクとして、アイドル扱いであります。

 ……しかし、ちょっとデカイ、と言うか、


 太った?

 まあ、それでも大きなサメらしいフォルムのシロワニ君が、悠然と泳ぐ姿は迫力満点
 周りに居たお客さんたちが「怖〜い」とか「こんなのが海の中に居ると思うとゾッとしますね」とか言ってましたが……

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「お前達に何が分かる!?」

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ま・と・め

 しながわ水族館は、しながわ区民公園内にある地元密着型(?)水族館。

 館内には平日のお昼だと言うのに、幼稚園児の遠足らしきものや、家族連れなどで賑わっておりました。

 なお、しながわ水族館は、東京近辺でシロワニが居る数少ない水族館。
 ある日、突発的にサメが見たくなり、しかも「ドチザメやツマグロやシュモクザメじゃイヤ!」と言う時には、此処に来ましょう。

 なに?
 そんなの私だけですって?

 そーかもなー。



 〜Fin〜