9月8日(水)
(2004.9.08)
冒険旅行2(二見水族館&伊賀流忍者博物館in二見&伊賀上野)


 2日目でございます。
 起きて空を見てみると、正に台風一過の快晴でございます。

 そう言えば私、小さい頃台風一過を台風一家だと思ってました。
 まあ、どうでもいい事ですが……

 鳥羽と二見って、結構近いんですよ。
 ……まあ、結構って言うか大変って言うか……電車で20分くらい。
 駅までは簡単なのですが、そこから水族館までの交通の便がイマイチ。
 距離も、まあ歩くには遠い気がするし、バスに乗るには近い気もするし……
 結局、バスに乗りましたけどね。

 二見シーパラダイスはショッピングモール(?)二見プラザの端にあります。

 歴史在る水族館らしく、こぢんまりとしていながらも、なかなか風情ある佇まい。
 右端にある水槽が見えますか?  はい、ここにはトドが居ます。

 マジで。


 見えますか?
 ……見えない? じゃあこれで。
 


 水槽の外から飼育係のニイサン(青い服の人)に烏賊や鯖を放って貰うトド

 トド君達は餌を貰うために、何だってします。
 ニイサンの指示に合わせて鳴いて見せたり、

 水槽のガラスに舌を貼り付けたり。

 可愛いっちゃ可愛いんですが……所詮はトドですんで、ちょっと迫力。

 さて、チケットを買って中に入りやすゼ。

 二見シーパラダイスは元々植物園だった物に魚を飼い始めたのが始まりだとか。
 そんな噂を裏付けるように、館内には熱帯植物が覆い茂り、さながらジャングルのよう……

 でもないか。


 まあ、何故かワニも居るんですが……

 話を水族館側に戻しましょう。

 ワニを越え、お土産屋&茶屋を越えると、そこは海獣広場

 やる気のないミナミゾウアザラシ
 こいつらのアカンベーは、ここの名物らしいんですけどねえ……


 きけん「手を出さないで下さい」と書かれたセイウチ

 でも、まあコイツはともかく……
 雄のセイウチは何か怖えぇッス

 もちろんイルカさんも居ます。

 ここではイルカに触ることが出来るんですねー。

 でも注意!

 ……お分かりですか?

 お判りですね?
 そう、彼らは

 噛むんです。

 館内に「冷たい海」っていうコーナーが在るんですが……

 冷たすぎてガラスに水滴ですよ。
 中、見えないですよ。
 タコが居るんですけど。

 僕は海の木コリさん

 こと、ノコギリエイです。


 ガンギエイ目ノコギリエイ科の、最もサメに近いエイの仲間で、祖先は白亜紀に出現し、その後余り変化の無い、生きている化石なのだそうな。
 飼育は世界でも非常に珍しく、当館では飼育日本記録更新中です。
 因みにこの日で丁度6200日目でした。


 キリ版、ゲットです。

 おそらく、ここでしか見られないモノを発見しました。


 海女の餌付け。

 残念ながら時間が合わず、海女の餌付けは見られなかったんですが……

 嗚呼、残念。

 さて、ここから伊賀に向かうんですが、二見浦の駅に向かう途中、名高い夫婦岩を見学しました。

 アレが夫婦岩。

 しかし、私が景色の美しさに感動したその時!


 その時、目映い閃光が、全てを飲み込んでいったのだった。

 そして気が付けば、伊賀は上野市。

 山を登っていくと、在りました忍者博物館

 忍者屋敷を移築して来たもので、中にはどんでん返しや、隠し扉隠し通路などが結構あって面白いのですが、 折角なので皆さん御自分の目で確かめて下さい。
 ステキですよ♪

 では、この辺りで見かけた興味深いモノを幾つか。


 色々な手裏剣と、その投げ方。


 忍者屋敷の壁にあった「みはりの忍者」

 まるでデスマスク……っていう以前に、

 顔がどう見ても白人面なんですが……


 「朝鮮民主主義人民共和國帰國者記念植樹」……

  
……いや、何も言うまい。


 旅館じゃありません。
 れっきとしたお城です。伊賀上野城

 う〜ん……伊賀は半日在れば満足できるかも知れませんね。
 そんなこんなで2日目終了です。

 名物の「かたやき」は、出来るだけ分厚く、固いモノを選ぶことをお勧めします。



3日目に続く