旅行記1:(マリンパークニクス・クマ牧場in登別)
9月6日(金)(2002.09.06)
さて、今回の旅は北海道でございます。
私は北海道が大好きです。
寒いの好きだし、自然も良いし食べ物も良いし、それに私が尊敬してやまない某おねーさま方を輩出した所でもあります。
それ以外にも大学時代の友人(in函館)や遠い親戚(in旭川)なんかも居るんですが、今回の行動範囲からは著しく逸脱しているので対象外です。
そこに水族館があると聞けば……
もはや行くしかありますまい!
ちなみに、前述の某おねーさま方に
「旅行でそっちに行くんで遊んで♪」
と言ったら
「お前と遊んでいる暇は無い!」
……と、丁重に断られました。
フられたーΣT△T!!(←馬鹿)
……馬鹿な話はコレくらいにして。
北海道と言えば、泣く子も黙る登別。
そこに目指す水族館はあります。
例によって、始発に乗って羽田にGO!
クラッシックをBGMに爆睡すると、もうそこは夢の国、北海道さ!
迷いながらも電車に乗ること……1時間くらいかな?
遂に登別です。
……なんか、さびれてませんか?
駅を出てすぐ左に、でっかく「食堂」と書かれた建築物(でも中は廃墟♪)があったり。
むう、でっかく「食堂」と書かれた食堂……何か何処かで見た話だな。
あ、でも流石は地獄谷の登別です。鬼が居ました!
お〜い、なんかさびしーぞお。鬼……こっち向け〜。
さて、早速目指す水族館「マリンパークニクス」が見えてきました。
駅から歩いて5分くらいの所にあるんですね。
いきなり城やら観覧車やら見えてるんで、ちょっとびびりました。
開演時間にいきなり行っても人居ないだろうなあと思っていたら、何と結構人います。
それもこの日は地元小学校の遠足か何かだったらしく、紅白帽をかぶったお子様達がぞろぞろと。
いきなりイルカショーの開演時間でしたので、私もそちらへ行ったのですが、
お子様達、良い子です。
流石北海道、躾が行き届いているようです。
…はい?GAUさん北海道に幻想を持ちすぎだって?
いや、だってしながわ水族館の時がひどかったモノで、ここでのお子様達の行動に、感動したのですよ。
自分勝手じゃないんですよ、ある程度考えて行動してて……ああ、なんてええ子達やあ!(以下長くなるので削除)
気を取り直していきましょう。
ここのイルカショー、ショープールは小さいのですが、芸が結構こってます。画像がないので端折りますが、一見の価値アリですぞ。
で、ペンギンです。
ここには何種類かのペンギンが飼育されていますが、目を引くのはやはりキングペンギン。
身長1メートル近くを誇る、世界2位のペンギンです。
ちなみにこのど真ん中にいる黒いのが雛。
……デカい(汗)。
宮島水族館には「ペンギンふれあいタイム」なるモノが存在しましたが、ここでは
ペンギンパレードなるモノが存在します。
来ました来ました。キングペンギンがぞろぞろと。
悠々と闊歩するその姿は……
まさに独立愚連隊。
愚連隊捕まる之図(笑)。
この場所でペンギンの説明なんかがされてましたが、ペンギンたちは首を伸ばしたり毛繕いをしたり、糞をしたりと極めて気ままでした。
ちなみにペンギンなんかをはじめとする鳥類は、クロアカと呼ばれる総排泄口から糞と尿の区別無い排泄物をします。アノ白いヤツね。
テストに出るので覚えておくように。
メインである水族館、ニクス城に入りましょう。
入るといきなりコレです。
フラッシュ焚いてるんで一応見られますが、実際には薄暗い中に釣り下げられるカジキやマンボウ……
気の弱い子なら、絶対泣きます!!
いきなり客怖がらせて、どうしようって言うんでしょう?この水族館は。
まず4階に上がって、そこから降りて来るというスタンスのようですが、最初のエスカレーターから水槽が見えます。
だから、怖いって。
上手く写っていないのが残念ですが、これエスカレーターの遙か下に水面があって、その中に泳いでいる魚が見えるんです。
ですが、例によって館内が暗いのでかなり不気味です。
それと気付いたのですが、この水族館、やたらタッチプールが多いです。
タッチプールというのはつまり、海の生物を触る事が出来るように水族館が用意した、基本的にはお子様用施設なのですが、
ここのは触れる生物がありきたりなヒトデやナマコに留まらず、エゾバフンウニやカブトガニ、果てはエイやサメまで触れます。
……いや、勿論無害な個体ですよ?
何故か亀や蛙も居るんですね。
GAUさん、マタマタ(亀の仲間)は初めてかも知れません。
↑またまた
ちなみに、この亀と蛙のブースには、それぞれのイラストが描いてあるんですが、それめっちゃ上手いです。何者?
なんてデカいハリセンボン!!
……と思ったら「ネズミフグ」と言う魚らしいです。
ハリセンボンの仲間で、全長55センチを越えるらしい。いや、本当にでかいんです。
あ、そちらですか……
GAUさんはサメが好きです。「好きな魚は?」と訊かれれば「ウツボとサメ」と答えるくらい。
そもそも私の水族館好きも、学生時代に「サメが見たい」と突発的に思い立ち、江ノ島水族館に行ったのが始まりですから。
……コレはやりすぎだろう。
ちなみにコレ、サメの口に入って記念撮影が出来るというモノです。
でも、口に血が滴ってるのはどうかと……
コレ、日本最大のクラゲ水槽だそうです。よく見るとクラゲがいっぱいいますよ。
クラゲと言ったら江ノ島だっ!……って気もしますが、確かに大きいです。
(江ノ島水族館は、日本最大のクラゲの研究・展示機関として有名なのです)
総括:マリンパークニクスは、結構良し!半日は満足です。
さぁて、次は熊牧場ですよ♪
登別駅からバスに乗ること20分くらいかな?
終点で下車しまして少し坂を上ると、見えてきました。
クマ牧場へと上るリフトが!!
ちいさ。
乗ってから気付いたんですが、コレって
「クマ牧場へ上るロープウェイ乗り場まで行くためのリフト」だったんです!!
本物はコッチ!!
このロープウェイの基地(?)の中には熊と白熊が私を待ちかまえていました。
いきなりファイティングポーズでお出迎えですか!
クマって立つと、ものすげえデカイのですね。
クマが後ろ足で立ち上がる時は、基本的に情報収集のためらしいので、コレは正確にはファイティングポーズじゃないらしいんですが……
はっきり言いましょう。
なんか、こう存在そのものでパワー負けしているというか……
で……思ったんですがね。
よくよく考えてみるとですよ?
……白熊全然関係ないじゃん、クマ牧場。
気を取り直してクマ牧場に入りましょう。
中に入って早速始まったのがクマショー!
は、華がねえ……
何かこう、司会進行のおっちゃんからしてやる気が感じられないと言うか……
まあ、客の入りも今ひとつでしたので、仕方ないっちゃあ仕方ないんですが。
GAUさん的にはいつクマがおっちゃんをぶん殴るのかが気になって仕方ありませんでした。
ええ、勿論そんなシーンはありませんでしたよ、最後まで。
牧場内はこんな感じ。
クマがいっぱいです。
こんな中に落ちたら、即ボロ雑巾でしょう。
ここには「くまのおやつ」なるモノが存在し(一袋100円)、それを投げると面白いようにクマが口でキャッチします。
コレはクマにとってよほど魅力的なモノらしく、こちらが投げてやると、こういうアピールをしてきます。
おーい、コッチ投げてくれや
他にはクマの博物館があったり、ユーカラの里というアイヌの村(?)があったり、そこでムックリの練習をしたり、結構上手くなったり……と、結構楽しめましたが、 ネタ的に面白くないので省略します。
……とまあ、1日目はこんな感じでした。
では最後に一言。
第一滝本館の温泉は、すげー広いです。ってえか、広すぎておちつかねえよぉ。
こちとら庶民なんだよぉ