アクセス解析
Sorry, Japanese Only.
Since 1999.7.19
Hits. Thank you !!
Copyright (C) 1999-2009 Yajiman, All rights reserved.
TOPページへ 自己紹介へ 不定期日記へ 面接奮闘記へ 各種企画へ 倉庫へ
TOP不定期日記 > 2005年下期
不定期日記 (2005年下期)



● 短冊に願いを (2005年7月3日)

● イース 〜フェルガナの誓い〜 (2005年7月5日)

● エサ? (2005年7月9日)

● ペットボトルにストローを (2005年7月12日)

● パチンコ屋でからまれる (2005年7月17日)

● 近所迷惑も考えよ (2005年7月22日)

● ゴルフコンペという男 (2005年7月31日)

● 20年目の宴へ (2005年8月6日)

● シャワーを浴びたい (2005年8月12日)

● 蚊に刺される (2005年9月29日)

● とある、結婚式2次会 (2005年10月1日)

● 穴が開いているから何だ! (2005年10月6日)

● 鬼になる修行 (2005年10月12日)

● 修行の成果 (2005年10月18日)

● 鬼になる修行2 (2005年10月19日)

● 魔法戦隊マジレンジャー (2005年10月28日)

● 名前、それは燃える命 (2005年11月6日)

● やぢま家の最も長い日 (2005年12月1日)

● 正しい正拳の握り方 (2005年12月16日)

● 陰陽師 (2005年12月17日)

● 空を飛ぶ (2005年12月21日)

● 護りしもの (2005年12月29日)





■ 短冊に願いを


 ヒデと話していると、こんな風流なことを言いやがる。




ヒデ 『…そういや、話と関係ないけどさ、もうすぐ七夕だね?』


オイラ 『何よ、急に。そんな風流な話をするとはね。』




『あはは。何かさ、駅であるでしょ。笹があって、短冊とか自由につけてくださいみたいなね。』


『あるね、そういうの。』




『あんなんをね、見るのが好きなんだよね。』


『結構、面白いのあるよね。』




『昨日もね、●●駅(ヒデの最寄駅)で見たわけ。』


『なるほどねぇ〜。どんなのあった?』




『子供が書いたのが多くてね、「たくさん晴れて、プールにまいちに入れますように」ってのとかね。可愛いよね。』


『となりのトトロの、とうもころしや、おじゃまたくしみたいな誤字が良いね。』




『まぁ、こういうのは微笑ましいけどね。』


『そうだねぇ〜。でもそんなん多いでしょ?』




『そうだなぁ〜、でもねぇ〜、「今週中にヤリたい」ってのもあったな。』


『あはは、欲望丸出しだな。』




『ホントだよ。星に願うことじゃないだろ。』


『金払って、風俗でも行けって話だよな。』




『だよなぁ〜。』


『織姫も彦星も、えぇ〜?って思うわ。』




『あとねぇ〜、「お父さんが、もうお母さんをたたきませんように」とかね。』


『うわぁ〜痛いね。ってか、「もう」ってのが、すげぇリアルだなぁ』




『だねぇ〜。あとはね…「まさおくんとは別の、かっこいい彼氏が欲しい」とかあったね。』


『あはは。それを、ぜひまさおくんの前で書いて欲しいなぁ〜。』




『ってかさ〜「別の」じゃねぇ〜だろって思うね。』


『そうだなぁ〜。まさおくんの前で書くのが無理なら、ぜひ書いた短冊をまさおくんに見て頂きたいですよ。』




『まず、まさおくんと別れてからだ!って言いたいね。』


『わざわざ地下鉄構内で、こんなの書いて吊るすこと無いのにねぇ〜。』




『あとは、「今度の企画通りますように」ってな。』


『切実だなぁ〜。神頼みみたいになっちゃってるよ!』




『そうだよねぇ〜。あぁ〜あとね、凄いのあったよ。』


『なになに?どんなん?』




『えっとね、「世界が幸せでありますように。でも、














 世界一幸せなのは私にしてください。」だってさ。』





『あはは!!前半は凄く良いのにねぇ〜!』




『携帯で写真撮っておけば良かったよ。』


『確かに見たいわ!』




『あとねぇ…何があったかなぁ…』


『みんな、各々勝手なこと書いているんだなぁ〜。』




『あ〜、凄いの思いだした。』


『マジ、どんなん?』




『ん〜、なんかねぇ〜』



















 「よしえがおとろえますように」だってさ。』





『うわぁ!ひでぇ!!(笑)』





『なんていうか、軽く、呪いをかけているよねぇ〜。』


『だなぁ〜。』




『よしえとの間に、何が起きたんだろうか?』


『そうだなぁ〜。姑とかかなぁ〜。』














 まぁ、どんな理由にせよ…七夕のお願いで…



















 呪いはダメだぞ、呪いは!




    







■ イース 〜フェルガナの誓い〜


 日本ファルコムという、ゲームメーカーがある。


 ゲームメーカーとしては、老舗に分類されるメーカーだが、いわゆるファンタジーなRPGの名作を数多く生み出している。


 代表作には、英雄伝説シリーズがあるが、ファミコン世代にとっては、ドラゴンスレイヤーと言った方が分かりやすいであろうか。



 そんな日本ファルコムなのであるが、英雄伝説シリーズと双璧をなす代表作がある。それが、Ys(イース)シリーズである。




 主人公の冒険家『赤毛のアドル』が、行く先々でめくるめく冒険をしていくアクションRPGである。


 それこそ、古代文明やら、伝承にある魔王なんかを相手に、剣1本で全てを解決していく浪漫譚。




 説明書なんかには、『後の世に偉大な名を残すことになるアドル=クリスティン…』などという記述があるが、なるほど、これほどまでに何度も世界を救う大活躍をしていれば、名を馳せるだろうよってね…


 っていうか、行く先々で大活躍っていうよりも…














 アドルが各地へ行くから、魔王とか呼んじゃうんじゃねぇのか?って気がするんだが…。





 基本発想としては、コ●ンや、金●一君がいるから、人が死ぬんじゃ…ってのと同じです。





 まぁ、そんなことを言ってみても、オイラはかなり日本ファルコムを高く評価していましてね…。


 言ってみれば、スク●ア・エ●ックスなんかの作品よりも面白いとさえ、思っているわけでして…英雄伝説シリーズなど、結構楽しませて貰っているわけです。




 そんなわけで、2年前になるんですけど、イース6が発売になりました。



 後にね、2003年度のパソコンゲームで、最大売上げを記録するんですけど、オイラ的には驚きポイントはそこじゃないんですね。


 実は、このイース6ですが、初回限定版ってのがありまして、初回出荷分だけ特典が付いていたわけです。


 もともと、日本ファルコムのゲームは、初回特典が豪華なんですが、ちょっとこのイース6は異常でして…




 なんと、イース6の初回特典は…



















 イース1〜5





 なんていうか…




 1本しかゲーム買っていないのに、6本も付いてきているわけで…





 ドラクエ6買ったら、ドラクエ1〜5がセット…





 冷蔵庫を買ったら、洗濯機に桐ダンス、収納ボックス×2に、高枝切りバサミと万能包丁が付いてきた…




 そんな感じなわけで…





 それでも楽しんだので、全然問題無いですよ、日本ファルコムさん!むしろ、その心意気に乾杯!





 まぁ、そんなこんなで、前置きが長くなりましたが、イース 〜フェルガナの誓い〜が、6月30日に発売になりました。


 オイラとしては、イース6がかなり楽しかったので、次回作を首を長くして待っていたわけで…




オイラ 『なぁなぁ、イースの最新作が出るんだよ。』


後輩 『フェルガナですよね。買うんですか?』





 とりあえず嬉しかったので、後輩に言ったわけです。この後輩も、昔イースシリーズをやったことがあったのでした。




『6が面白かったからねぇ。たぶん買うよ。楽しみだわ。』


『でも、フェルガナの誓いって、イース3のことですよ?』




『えぇ〜!?マジで!?』


『えぇ。だって、フェルガナ地方が舞台でしたよね?』




『いや、そんな細かいとこ、全く覚えちゃいないけどね…ショックだわぁ〜やる気90%減ですよ…』


『ストーリー、全部知ってますもんねぇ…』




 さんざん待ちわびたゲームは、どうやらすでに一度クリアしたゲームのようで…


 でも実は、薄々気が付いてはいたんだよね…


 フェルガナの誓いの初回特典が…



















イース3のサントラCD8枚組


 っていう時点でね…。




『ん〜、まぁ〜でもさ…たぶん買うよ。』


『あ、買うんですか。』




『いや、もしかしたらだよ?イース3と同じ舞台だとしてもだ!』


『えぇ。』




『イース3より、数年後とかの話かもしれないじゃん?』


『あぁ…えぇ!?』




『いやいや…イース3で平和になりました。でも、また大変なことが起きました。アドル、助けてぇ〜みたいなね。』


『ん〜』




『んで、イース3の時に、「また何かあったら、助けに来るよ」って言っていて、そんで今回も助けに行くと。それが、フェルガナの誓いだと。どうよ、これ?』


『まぁ〜無いでしょうねぇ〜』




『無いとか言うな!よぉ〜し、俺が買って確かめちゃる!』














 結果は、思いっきりイース3そのものでした。




 ゲーム開始直後に、主人公の相棒が、『8年ぶりに帰ってきたぜ』と言った時点で、オイラの説は轟沈でした。翌日…




『やっぱね…イース3そのものだったね…』


『でしたかぁ〜』




『でもさ、俺、思ったんだけどね…』


『はい。』




『やっと平和になったと思ったら、また魔王に襲われて…なんて、たまったもんじゃないよね。』


『あはは。ですねぇ〜』




『俺がフェルガナ人だったら、絶対に引っ越しするぞ?』


『そうですよねぇ〜。』









 日本ファルコム様。今度はリメイクではなく、イース7をよろしくお願い致します。




    







■ エサ?


 普段から、『何で、そんなに色んなことが身近で起きるの?』と言われますが、そんなんオイラに言われても知らんよ。


 まぁ、そう聞きたくなる気持ちは分かります。たしかにその通りです。というか…今日ばっかりは、そう思いました。




 普通に最寄駅のそばで通勤用の革靴買い、普通に松屋で食事をしただけないんですけどね…。




 松屋に来るのも久しぶりだなぁ〜と思いながら、『牛焼肉定食』の食券を購入。店内の最奥まで進み、ヘッドフォンを外して座りました。


 オイラの食券を持っていった店員が、水をオイラに出した頃、その男はやって参りました。




 オイラと一つ分の席を空けて座ったその男は、なぜか食券4枚を店員に手渡しました。




 (食券、4枚だと?えっと…何だろう…4枚って?…牛めしに卵…あと何だ?トン汁?)




 次々とオイラの前に運ばれてくる、牛焼肉定食なんぞには目もくれず、隣人のオーダーに首ったけのオイラ。




 (何?何を頼んだら、食券が4枚になるわけ?…あっ、水か?たしか松屋って、ペットボトルが売っていたよな?)




 しかし、食券を受け取りながら復唱した店員の言葉は、それをあっさりと裏切るものでした。









店員 『えぇ〜と、ご注文…キムチ豚めしの大と…卵…



















 あと、ビビン丼と卵ですね?』



















( ̄□ ̄;)!! マジ!?





 何だよ、そのオーダーは!




 キムチ豚めしの大と、ビビン丼?


 どんだけ大食いなんだよ!ってツッコミを入れたいが、まだ良しとしよう。




 でも、生卵ダブルは無いだろうよ!




 お前は主食が卵か!ってなもんですよ。



 キムチ豚めしに卵かけて美味いのか?ってのもあるが、それ以前に、ビビン丼は、目玉焼き乗っているんだぞ?


 そんなに、卵ばっかりおかしいだろ。店員間違っているぞ。指摘した方が良いぞ。





隣人 『あ、すみません…。丼なんですけど…



















 味噌汁は一つだけで良いです。』









 いや、そういう指摘じゃなくてさ!ってツッコミを入れたかったですが、自分の牛定が冷めてしまうので、モリモリと食い始めることにしました。




 ほどなく、隣人の食事が出揃いました。


 隣人は、手馴れた手つきで生卵2個を掻き混ぜ、一気にキムチ豚めしにぶっかけました。




 オイラは思わず、『うわっ!』って叫ぶところでした。


 卵2個が注ぎ込まれたキムチ豚めしは、キムチ入りたまごスープ風(ただし生卵)に早変わりしました。




 お食事しながらこれを読んでいる方には申し訳ないが…














 はっきり言って、エサです。





 隣人は、ビビン丼用のスプーンをおもむろに握ると、エサを一気に掻き込みました。





 …いや、掻き込んでいると言うよりかは、飲み込んでいると言った方が正解か。




 何しろ、キムチ豚めし(大)を、1分ほどで流し込んでいましたから。



 すかさずビビン丼に手を伸ばすと、上に乗っている目玉焼きをグッチャグッチャと掻き混ぜて、また飲み込み始めました。





 もう、何でしょう…この隣人…推定体重が、軽く100kgを超えているということも相まって…



















 隣で人間が食べている気がしないのですが…。





 結局彼は、ご飯粒がたくさんくっついた汚い丼達と、オイラへの苦い思い出だけを残して、とっとと店を出て行きました。




 もう、しばらく松屋へは行きたくありません…。(松屋が悪いわけじゃないんだけどね…)




    







■ ペットボトルにストローを


 オイラは、SE業(システム・エンジニア)をやっていますので、お客さんの会社に常駐しています。自社にあまり帰ることはありません。年間でも数回ってところでしょうか。


 ですので、自分が出向しているお客さんの環境(駅から近いとか、設備が整っているとか)が、自社の環境よりも遥かに重要だったりするわけです。



 おかげさまで、今のお客さんのところに3年以上常駐していますが、駅からの近さ、設備、社食、全てにおいて文句のつけようがありません。


 やっぱ、行くなら外資系なんですかねぇ〜。コーヒーやお茶なんかが全部会社持ちで無料なんですよ。


 こういう、『設備は整えるから、代りに良い仕事してくれよ!』的な方針は素敵です。





 とある朝。


 そう言いながらも、ちょっとリッチに午前中を過ごしたくなったわけです。


 オイラみたいなパンピーには、無料のコーヒーが似合っているわけですが(実際、重宝しています)、まぁたまにはプチ贅沢でもしようかと思いまして。



 プチ贅沢って言っても、たかだかコーヒーなんで、たいしたことは無いんですけどね。(笑)









 チィ〜〜ン♪


 エレベーターを下り、ビルの地下まで降りて来ました。


 このビルの地下というと、喫煙所や配達業者の駐車場があるだけなので、非喫煙者のオイラには、あまり用事の無い部分なんです。



 でも、社食や購買がある1階を通り越して来たのには、実は訳がありまして…









自販機の図

※ リッチ自販機の図




 コイツです。コードネーム、『リッチ自販機』。



 明治乳業さんの自販機なのですが、ちょっと高級感ある自販機なんです。



 設備が整っている当ビルで、この子はここに1体あるだけなので、わざわざ用の無い地下まで買いに来たって寸法ですよ。



 何を買いに来たかと言いますと、最下段の商品。小さいペットボトルのコーヒーなんですけど、ちょっと見えづらいかな?拡大図はこちら。









リッチコーヒーの図

※ リッチコーヒーの図




 コイツです。コードネーム、『リッチコーヒー(そんなんばっかだな)』。



 この子ったら、240mlしかないのに、140円もするんですね。




 しかし特筆すべきはそんなことではなく、ペットボトルでありながら、ストローを刺せるのですよ!









 …いまさら?


 え?…何でそんな話題?


 …それって、私は今日も飲んだよ?









 あぁ…みんなの心の声が聞こえてくる…



 まぁ、あれだ。もうこの手のが発売されてから結構経つので、今更そんな話題かよ!ってみんな思っているよね…。














 あぁ〜そうだよ!オイラは飲んだことねぇ〜よ!









 プスッ!って刺してみてぇ〜んだよ!









 飲んでみたいとは思っていたんだけど、何だかんだで飲む機会が無くてね…ずっと気になっていたわけですよ。


 まぁ日記なんだし、たまにはさ、シュリンクラベル付ペットボトルのデビューをはたしたよって報告の内容でも良いでしょ。




 しかし、初めて他人が飲んでいるのを見たときは、かなりビックリしたね。キャップが閉めてあるのに、ストローを使っているよ???ってね。









 まぁ今日の良き日…









 ある意味、童貞喪失でございます。(下ネタでゴメン)





 とりあえず、リッチ自販機でコイツを購入。


 いそいそと自分のデスクに戻って、早速味見でございます。




 まずは良く振る。コーヒーなんで、よ〜く振る。



 次にキャップの上に付いているシールを剥がす。どきどきしながら剥がしてみると…









シールを剥がしてみたの図

※ シールを剥がしてみたの図




 ほぉ〜〜〜(感心)





 何でしょうか…ここにストローが刺さると。ふ〜ん。


 なんか硬そうだけど、ストロー通るのかな?折れたりしないのかな?


 まぁ、いいさ。さっそくやってみよう!














 あれ?ストローはどこにあるの?




 …あれ?あれ?…自販機から、一本づつ取ってくるのかな?(いつの時代だよ…)




 しかし次の瞬間、衝撃的な事実に気が付く









付いてねえよぉ〜!の図

付いてねえよぉ〜!




 そりゃね〜だろ、明治乳業さんよぉ〜!!




 ストロー刺して飲めるのがウリなんじゃねぇ〜のかよ!









 もうなんていうか…ガッカリを通り越して、めっそりって感じですよ。


 こんなことって、あって良いの?ってか、マジで頻繁にあることなのか?




 オイラ的には、すんごい衝撃的で大ダメージだったわけですが、もちろん品質に問題があるわけでもないので、返品とかはできないだろうし…




 午前中の間、少しづつストローで飲みながら仕事しようと思っていたのに、ものの5分もしないで飲み終わってしまいました。



 そりゃそうだろ、こんな小さいペットボトルだし…。









 明治乳業さん。もう…あれです。




 次に買ったときにストロー無かったら…



















 お客様相談室に電話しますんで!


 クレーマー再び… ⇒ 関連リンク




    







■ パチンコ屋でからまれる


 会社の購買にて、KIRINの『生茶』を購入したところ、こんなんが当たりました。









生茶クッションの図

※ 生茶クッションの図




 『低反発生茶クッション』だそうです。原理は、テンピュール枕みたいな感じ。サイズは、35×45cmくらいあるので、結構な一品。さらに広げると、倍のサイズになったりします。



 まぁ、ぶっちゃけてしまうと、こんなもんは欲しくもなんとも無かったのですが、せっかく当たったので使っています。主に自慢用ですけど。(笑)




 それよりも、こんなものがサックリと当たってしまう自分のツキに気がつき、行ってきました、パチンコ屋。




 金曜、土曜と行って来たのですが…



 金曜が500円が55,000円


 土曜は10,500円が71,500円



 でした。う〜ん、快勝です。ホクホク…




 でも実は、そんなことが話したいわけじゃなくて…


 金曜にパチを打っていた時のこと、絶好調に出しまくっていた時に、ふと隣を見てみると…





 『う〜ん…んん〜!…ん〜がぁ〜!!!!』




 何やら奇声を発しているおっさんが一人。


 何をしているのかと見ていると、一応座ってパチンコ台に向かっているのだが、頭は大きく円を描きながら、グ〜ルグ〜ルと回っています。



 あたかも、地球の自転に合わせて揺れているかのよう…



 しかも、おっさんったら、パチンコ台の上皿から玉を掴むと、また同じところへ戻すという奇妙な動きを、延々と続けています。




 まぁ言ってみれば、おっさんは寝ているんですけどね…



 パチンコ打ちながら寝ている人を見るのも初めてであるが、それに加えて、おっさんの奇妙な動きに、オイラ噴出してしまいました。




 するとおっさん、オイラの方をギロッ!っと見ました。眠いっていうか、この人、すんごい酔っ払っているんですね…




 オイラを見て、次に山積みのドル箱を見ると、おっさんはオイラに向かってきました。




 おっさん 『おぉ〜い!!!おまえわぁ〜!!…§#&≦♀″℃◎▼▲!!!』


 オイラ (何?ねぇ、何?怖い!怖いぃ〜!)




 『自分が…自分だけ出たら…§#&≦♀″℃◎▼▲!!!』


 (何?からまれているのか、俺?…い、意味わかんねぇ〜よ、ホント…助けてくれ…)




 おっさんは、何を主張したいのかわかりませんが、なんだかオイラが気に入らないご様子。つかみかかったりはしてきませんでしたが、こう叫びました。




 『おう!お〜う!!外出ろ!ばっきゃろぉ〜!外ぉ〜!!』




 至近距離で、酒臭ぇ息で叫んだおっさんは、イスやら立て看板やらに、身体をガンガンとぶつけながら、フラフラと外へ出て行ってしまいました。




 まぁ、その後はどうしたかと言いますと、もちろんシカトです。



 ほどなくして、おっさんの寝ていた台は、店員によって玉等が撤去されていましたが、おっさんは戻って来ませんでした。









〜 教訓 〜

 パチンコ屋で寝ているおっさんは、笑うと噛み付いてくるので注意。



 ただし、放置しておくと、そのまま帰らぬ人となる。




    







■ 近所迷惑も考えよ


 えぇ〜と…ちょっと聞いて下さいな。



 オイラが熟睡していたところ、とんでもねぇ〜爆音がしたんですね。


 こっちはスヤスヤと寝ていますからね、あまりの音に飛び起きたわけです。比喩じゃなく、ちょっと身体が浮くくらいの飛び起きですよ。




 もう、何事か!?暴走族か?それとも落雷か?ってね…


 窓の外を見てみたら…いや、起きた瞬間気がつきましたよ…。



















 ウゥ〜!ウゥ〜!
 ウゥ〜!ウゥ〜!





 エンジン全開、サイレン全開絶好調の消防車でございます。



 もう、我が家はパニック。だって、家の前に消防車が停まってサイレン全開ですもの。あたかも、我が家のマイカーであるかのように、消防車ですよ。


 火事か?どこだ、火事は?近いんじゃないのか!?




 とりあえずお袋が外に出て、何事かと聞いてきた様で…





 お袋 『何でもないみたいだわ…』


 オイラ&親父 『えっ?だって消防車来てんだよ?』




 『何かね、○○さんの家で救急車呼んだら、一緒に来ちゃったらしいわ…』




 『はぁ〜!!!???』





 …聞きましたか?奥さん?(稲中風)




 えっと、ちょっと失礼して…














 ふざぁ〜けんな、このバカ消防車!!!




 何をやってんだ、この野郎!!



 まぁ、あれだ、オイラも子供じゃないから、ちっとは理解しようとするわ。アンタ達も仕事だろうさ。


 それも、バカ市警の連中たちと比べても良くやっているさ。人の命を守る重要な仕事ですよ。



 でもな、良いかい?諸君?今、何時だよ?



















 AM 4:20ですよ?




 ど深夜でしょう?







 少しは考えて下さいよ、マジで。


 どういう通報で出動したのかは知らんが、こんなど深夜にサイレンって必要か?



 百歩譲って、市街地を抜ける時なら良いよ。明らかにこの辺りは住宅地でしょう?信号無いでしょう?車も走っていないでしょう?


 そもそもな…














 おめぇ〜自体(消防車)が走っていないだろうよ!




 いいかげん、サイレンとエンジン止めやがれ!!







 んで、見てみろ、オイラの部屋。消防車の真上に位置だよ。


 だいたいだが、消防車と、寝ているオイラの頭部との距離が、6m弱ってとこだ。




 そんな距離で、窓を全開で爆睡している人間に向かって、消防車のサイレンをブチかましたら、お年寄りなら、ショック死するぞ!?



 火事じゃないんだからさ、おまけできた消防車なんだからさ、住宅街入ったらサイレン止めろや。メインは救急車なんだから、サイレンは救急車だけで良いでしょう。


 消防車出動=火事発生って、ほとんどの人間が連想するんだからさ…。



















 なんてことは言えず、心臓のドキドキと、悶々とした怒りに悩まされ、翌日は寝不足でフラフラになり、散々な仕事っぷりでしたとさ。




    







■ ゴルフコンペという男


 オイラの同期に、たくまという男がいる。


 性格は温厚、無口で、オイラやヒデが馬鹿騒ぎをしていると、割と一歩引いて見ているタイプの人間…だと思っていたんですが…。


 入社後、次第に仲良くなり、たくまの性格や面白エピソードを聞いているうちに、




 『あぁ、猫をかぶるという言葉があるが、こういう奴のことを言うのであろうなぁ…』




 と分かってしまった。(笑)


 当のたくまは、別に隠しているつもりもないであろうし、聞かれないから話さないといった意識だと思う。しかしながら、この男は、掘れば掘るほど、とんでもないネタが発掘されるキャラだったのだ。



 は吐きまくるし、日本拳法の使い手だし、自宅に色々な武器を仕込んでいるらしい…。(笑)


 たくまの面白エピソードは山ほどあるが、いきなり全部は紹介できないので、まずは軽めのものを。




 たくま 『やじまそ君、「GS美神」って知ってる?』




 たくまエピソードの切り口は、いつだって斬新だ。




 オイラ 『少年サンデーで連載していた漫画だよね?知ってはいるけど、読んだことは無いんだよね。』




 『ん〜そうか…まぁ俺もあんまり読んだことないけど…。じゃあ、ちょっとわかんない話かもなぁ〜』


 『なになに?面白い話?良いよ、必要なら後で読むからさ、話だけ聞かせてよ。』




 『そうだねぇ〜。えっとさ、俺の大学の友達で、「ゴルフコンペ」って奴がいるって話をしたっけ?』


 『ゴルフコンペェ〜!?知らない知らない!そんなあだ名を付けるセンスに、まず感服するよ。』




 『いや〜だってさ〜、まぁ、ゴルフコンペはもの凄いオタクなんだけどね、もう服装とかありえない格好していてさ…』


 『ほうほう、頭にバンダナとかしてんの?』




 『いや、バンダナはしていないんだけど、愛用のカーディガンがね、緑色で金ボタンなの』


 『うわぁ〜ゴルフコンペ、ファッションが前衛的過ぎじゃねぇ?』




 『でしょ?もうね、関西のおばちゃんだよ、あれは。』


 『いやいや、それは関西のおばちゃんに失礼だろ。(笑)』




 『それもそうだね。なんかね、親が送ってきたらしいんだけどさ、何でも親父さんの物だったらしいんだけど、親父さんももういらねぇ〜ってなったんだって。それを息子に送る親もどうかと思うけど、何の疑問も無く着こなすゴルフコンペも凄いよねぇ〜。』


 『まぁ、そのたくまのボコボコの評価も凄いけどね。(笑)』




 『いや〜凄いんだもん。マジで。まぁ、その伝説のカーディガンから、付いたあだ名がゴルフコンペと。』


 『なるほどねぇ〜。コンペっぽいんだ?(笑)』




 『コンペっぽかったねぇ〜。でも、流石に俺らがメチャメチャにダメ出ししたんで、そのカーディガンは封印したみたいだけどね。』


 『それが正解だよ。でもさ〜、そのゴルフコンペと、GS美神って何の関係があるわけ?』




 『あ〜そうそう、GS美神なんだけどさ、さっきも言った通り、ゴルフコンペは物凄いオタクなんだけど、特にGS美神が大好きだったわけ。』


 『あぁ、そういうことか。本を保存版とかしちゃっているの?』




 『まずね…少年サンデーを毎週3冊買うのよ。』


 『はぁ!?3冊?3冊も買って、どうするわけ?』




 『普通に読む用、保存用でしょ?あとね、永久保存用!』


 『何だよ、永久保存用って!ジジイになっても、持ちつづける気かよ。保存用との違いがわからねぇ〜よ。しかもサンデーでしょ?単行本じゃないわけでしょ?』




 『そうそう、サンデー。だってゴルフコンペはさ、毎週サンデーの発売日にね、チャリで本屋を数件回るのよ。』


 『…え?何で?』




 『もちろん、きれいなサンデーを買うためだよ。折り目とか、絶対付いていたらダメなの。』


 『うわぁ〜きついなぁ〜ゴルフコンペ…でもそうなると、もちろん単行本も買っているわけだよね?カバーは必須かい?』




 『もちろんだよねぇ〜。なんかね、透明なビニールカバーを掛けてきちんと本棚に並べているんだけど、さらに本棚の前面に紙が張ってあってさ、完全に覆われているの。』


 『徹底しているなぁ〜。』




 『だってさ、その本棚の前で話をしたり、咳とかすると、すげぇ〜怒るのよ。』


 『わはは。アホだ、アホがいるわ!』




 『ほんとだよねぇ〜。それでね、ゴルフコンペはさ、GS美神の中でも、「おキヌちゃん」ってのがお気に入りなの。』


 『主人公ではないんだ?おキヌちゃん?どんなん?』




 『なんかね、巫女さんで幽霊なの。』


 『あぁ〜出たね、巫女さん。ストライクな奴には、たまらないらしいからねぇ〜。』









おキヌちゃんの図

※ おキヌちゃん(連載開始時)の図




 『そうだねぇ〜。何があっても、おキヌちゃん、おキヌちゃんだったからなぁ〜。』


 『漫画なのにねぇ〜。気持ち悪いなぁ〜。(笑)』




 『そうだ、今思い出した。ゴルフコンペはさ、「GS美神カルトクイズ」の四国大会だかで優勝してんのよ?』


 『マジで!?ゴルフコンペすげぇ〜じゃん!』




 『そうなのよ。でね、優勝の賞品が「アニメのセル画」だったんだって。』


 『おぉ、ファンにはたまらん賞品だね。ゴルフコンペも、さぞ満足だろう?』




 『いや、それがさぁ〜イラストが主役の美神って女だったらしいんだが…』


 『えっ!?まさか…』




 『「おキヌちゃんをよこせぇ〜!」ってクレームしたらしいよ…』


 『鬼だな…ありえねぇ…』




 『だって、セル画だよ?サイン色紙と違って、その場で描き換えられないし…』


 『まさか主催側も、主役のセル画を渡して、クレームもらうとは思わなかったろうに…ゴルフコンペめぇ〜!(笑)』




 『でさ、凄いのはここからなんだが…』


 『えぇ〜!?今までで、十分凄いよ?』




 『いやいや…まぁ、それでね、そんなゴルフコンペと、買い物をしようと思って街を歩いていたわけさ。』


 『ほうほう。』




 『そしたら、何て言ったかは忘れちゃったけど、俺がおキヌちゃんのことを馬鹿にしちゃったんだよね。』


 『あいたたぁ〜。怒ったんじゃないの?』




 『怒った、怒った!大したこと言った記憶は無いんだけどね、ひどくブチ切れてさ…すげぇ人がいる中でね…



















 「きさまぁ〜!おキヌちゃんにあやまれぇ〜!!」って叫んでさ…』





 『キモぉ〜!!!!(爆笑)』




 『おかしいでしょ、絶対!?』


 『おかしい、おかしい!作者に謝れってのも違う気がするけど、少なくともキャラクターに謝れってのはおかしいね。』




 『だよねぇ〜。』


 『で、たくまは謝ったわけ?おキヌちゃんに?(笑)』




 『いや最初はさ、ゴルフコンペに謝ったのよ。ごめんねって。』


 『うんうん、そしたら?』



















 『「俺に謝っても意味が無いんだ!おキヌちゃんに謝れ!」ってさ…』





 『あはは!しつけぇ〜なぁ〜。そんでどうしたの?謝ったの、おキヌちゃんに?(爆笑)』




 『謝ったよ、観衆がジロジロ見る中でさ、「おキヌちゃん、済みませんでした!!」って言わされたよ…。』


 『うわぁ〜、そんな屈辱ありかよぉ〜。たくま、恥ずかしい〜!』




 『もうさ…ひどいよね。でもね、この話をゴルフコンペにすると、アイツ忘れているんだよ…。』


 『そりゃまた、タチ悪いなぁ〜。』




 たくまの話は面白い。変な経験をたくさんしているので、とても面白い。




    







■ 20年目の宴へ


 歌手、渡辺美里。




 実はオイラは、ずいぶん昔から渡辺美里のファンなのであるが、渡辺美里と言えば…


 My Revolution


 西武球場


 そして、『昔、よく聴いていたよ』というのが、よく出てくるキーワード。


 まぁ、どれも納得のキーワードである。




 ファンであるオイラとしては、そのそれぞれに、


 『他にも有名な曲や良い曲が山ほどあるよ』


 『一度行くと良いよ。マジ凄い歌上手いから』


 『俺、CDアルバム全部持っているぞ?』


 と答えている。




 まぁね、彼女は今でも第一線で活躍するアーティストではあるが、一般的に見て、オリコン10位以内に食い込む最前線のアーティストでないことも事実であろう。




 オイラの場合、小学生でファンになり、西武球場へ初めて足を運んだのは、たしか高校生2年生の時。


 コンサートやライブの類に行くのが初めてだったオイラは、その圧倒的な歌唱力とパワーに、鳥肌が立ちっぱなしだった。


 その後は、足繁くライブに行き、今回で通算10回目くらいであろうか。


 その度に、一生ファンを辞めないと誓いと、小学生にしてこの歌唱力を見抜いた自分の耳に賛辞を贈りたくなるのです。




 デビュー翌年の1986年8月8日に、スタジアムライブを行った彼女は、そのまま20年連続で走り続けました。


 そして今年の2005年8月6日を最後に、西武球場でのスタジアムライブの歴史に終止符が打たれました。


 彼女の西部のコンサートには、サブタイトルがついているわけですが、初年の1986年は、『KICK OFF』、そして最終回となる今年は、『V20 スタジアム伝説〜最終章〜NO SIDE』


 KICK OFFで始まったライブの歴史が、NO SIDE(試合終了)で終わるなんて、何とも粋ではないか。





 まぁ前置きは良いとして、行ってきました。西武ドーム。


 実際に人数は分かりませんが、今年は客が異様に多い気がします。


 スタジアムは超満員。立ち見が多過ぎて、通路が歩けないくらいです。


 そう言えば、西部に行くって周りに言った時も、『今年で最後なんでしょ?』ってみんな知っていたっけ。注目度は高いんですね…。




 というわけで、ドカ〜ンと始まったわけですが、楽曲はこんな感じでした。


 たぶん、『昔、結構聴いていた』という人には、懐かしい曲が沢山あるのではないかと思います。




V20の内容



GROWIN'UP

すき

BELIEVE

素顔

いつか きっと


<V20ウルトラメドレー>
I'm Free 
18才のライブ 
Long night 
Teenage Walk 
It's Tough 
やるじゃん女の子 
ジャングルチャイルド 
ムーンライト ダンス 
泣いちゃいそうだよ 
Boys Kiss Girls 
シャララ 
SHOUT 
世界で一番 遠い場所 
夏の歌 
熱いふたり 
ラブ ゴーゴー!!
太陽は知っている
夏灼きたまご
ドラえもんのうた
Orange〜What's the vibe?〜
蝶のように 花のように〜You are the only one!〜



青空

夏が来た!


きみに会えて(インストゥルメンタル)
(衣装換えで、休憩も兼ねる)



サンキュ

My Revolution

センチメンタル カンガルー

パイナップルロマンス

チェリーが3つ並ばない

サマータイム ブルース

恋したっていいじゃない

スピリッツ

恋するパンクス




(以下、アンコール)

JUMP

10years

My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)

Lovin'you

夏が来た!








 まぁ、見て分かる通り、物凄いボリュームでした。


 特に、ウルトラメドレーなんて、




 『ちょっと20年を振り返ってみたら、30分以上のメドレーになっちゃいました』


 と美里本人が言うくらい。ファンとしては、デビュー曲から始まって、非常にツボを押さえた内容だったので、興奮しまくりでした。




 言うまでもなく、非常に楽しく、大満足な内容のライブだったわけですが、前々から思っていましたが、美里って、CDで聴いても、スタジアムで聴いても、同じ歌が歌えるんですよね。




 誰かが、『歌が上手いアーティストは結構いますが、スタジアムの外野席上段の観客一人一人に、声が届くだけでなく、感情が届くアーティストが他にいるだろうか』って言っていました。


 あぁ、まったくその通りだと思います。









 思い出話や、好評は延々と書き続けられる気がしますが、そろそろ飽きてきたと思うので、これくらいにしておきます。




 『あれ?終わり?この話に、オチは無いのか?』


 って思うかもしれませんが、オチなんて無いですから。


 じゃあ、この話はなんだったんだ?って思うでしょう?それはね…














 オイラが受けた感動を、後々まで思い出せるように書いた、完全に自分用の備忘録です。


 そこ!なんだよ!とか言わない…




    







■ シャワーを浴びたい


 現場で定時まで仕事をした後に、自社に戻って会議に参加しました。


 毎月の定例会議なのですが、その後に飲みに行くのも、これまた定例。


 現場で一緒の人を除くと、自社の人間達と会う機会も少ないので、こういったところで交流を深め、コミュニケーションを養っていきます。




 飲み会も終わりの頃になって、一人の上司が参加してきました。


 この上司、なかなかアグレッシブな人でして、オイラは結構この方を慕っています。自分で言うのもなんだが、上司もオイラを可愛がってくれています。


 程なくして飲み会は解散。そろそろ終電になっちゃうなぁ〜と思った頃、上司がオイラに言ったのでした。




 『よぉ〜し、やじまそ、次の店に行くぞ〜』




 本社からオイラの家へ帰るのに、どれだけ遠いか知っているだろうに…。


 まぁ、オイラの生活では、こんな無茶な誘いはよくある話。今さらもう驚きもしませんよ。


 今日は普通の水曜日。翌日も朝から仕事なので、即答でビシッっと言ってやりました。



















 『喜んで、お供いたしまっす♪』




 なんていうか…ダメなんですよね、こういう時。


 ご指名が来ているのに、断るなんてできようか。いやできない。(反語)


 まぁ、かなりの確率でご指名かかるんですが…。


 そんなわけで、タクシーで移動して、六本木へ参りました。




 やっぱり、サラリーマンたるものね、銀座や六本木へ行って、おねぇちゃんを隣に座らせて飲んでなんぼだと思うわけです。



















 押忍、ごちそうさまです♪(自腹とか、絶対無理)




 楽しい時間は早いもので、上司がオイラに言いました。




 『よぉ〜し、俺は帰るから』




 この時が来ると分かっていても…そう、六本木で午前3時に開放されて、どうしたものかと悩むと分かっていても、オイラは上司に着いて行ってしまうのです。




 『とりあえず、これで何とかしろ』




 そう言われて、上司より1万円頂きました。


 こういう粋な上司になりたいものです。ホント、こういう心遣いには感謝いたします。




 とりあえず上司がタクシーに乗るのを見送った後に、こちらもタクシーで歌舞伎町に移動しました。


 なぜ、家に帰らないのかと言いますと…




 1万円じゃ、タクシー代で足が出るからです。(笑)




 歌舞伎町に着き、漫画喫茶へ移動。始発に乗って、一度自宅に帰って出勤すれば、シャワーを浴びて着替えても、まだまだ余裕の時間です。


 ん〜、完璧な計画だ!




 携帯でタイマーをかけて、速攻で爆睡。


 いざ起きてみると、5時には店を出るはずが、7時前でした。









 あ…寝過ごした。(笑)




 午前3時まで飲み続けた酒は、始発に合わせて起床する力を奪っておりました。


 ん〜参ったな…。




 幸い、遅刻するような時間ではありませんでしたが、一度帰っていては、仕事に間に合いません。




 『シャワー浴びて、ヒゲは剃りたかったなぁ…』




 なんで、こんなにシャワーにこだわるかと言いますと、本日木曜日は、終業後にコンパ的飲み会があるのです。(笑)


 時間を見ながら、漫画喫茶の受付へ行き、シャワーを申し込んでみたら、すでに5名待ち。2時間半かかるとのこと。


 とりあえず、どうにもならないので、漫画喫茶を出て会社へ向かいました。




 始業の1時間ほど前に会社に到着。1時間前だってのに、すでに人が結構います。


 これから何とかしなくてはなぁ…




 色々考えた挙句に、コンビニへ行くことにしました。


 物色しているうちに、あることをひらめいてしまいました。


 そうだ…何とかなるかも…


 まずはコンビニで、以下の3点を購入。









カミソリセットの図

※ カミソリセットの図










ボディペーパーの図

※ ボディペーパーの図










フェイスタオルの図

※ フェイスタオルの図




 そして自分の席の引出しから、歯ブラシセットと整髪料、洗顔クリームを持参。いざ、トイレへ行きました。




 『よぉ〜し、ここでリフレッシュしようじゃないか』




 先ほども言いましたが、始業1時間前だってのに、結構人が出勤してきています。




 そんななか、まずはヒゲを剃り始めました。


 カミソリを濡らし、付属のシェービングジェルを顔に付けていきます。




 『フフフ〜ン♪』




 鼻歌を歌いながら、ゆっくりゆっくりとヒゲを剃っていきます。


 シェービングジェル付きで105円は素敵と思ったのだが、安いカミソリはやっぱりダメですな。


 丁寧に丁寧に剃ったつもりでも、2箇所カミソリ負けしました。




 次に、フェイスタオルを用意して、水道で頭をガンガン洗います。


 幸い、今は真夏。風邪を引くわけも無いので、水全開でバシャバシャ洗います。


 頭には昨日の整髪料が付いているので、それを落としにかかります。何だか楽しくなってきました。




 しっかり洗った後に、購入したフェイスタオルで頭を拭いた。そして歯を磨いていたら、面識の無いおじさまがトイレに入ってきました。


 用を足してトイレを出て行くおじさまは、オイラをホームレスが公園の水道で身を清めているのを見るかのような目で見ていった。




 ぶっちゃけ、大差無いですけど…(笑)




 洗顔料で顔を洗い、整髪料を付けると、身体を清めるために個室に入りました。


 最後に残ったのは、GATSBYのボディーシート。こいつで身体を拭き、シャワーを浴びた気満々になってしまおうというわけです。


 しかし、トイレの個室で誰にも見られないとはいえ、ここは仕事場。服を脱いだりして良いのか?という葛藤があります。


 悩んでいても仕方ないので、勢い良く全裸になりました。


 もちろんトランクスも脱ぎ捨て、靴下も脱ぎ捨て、身に付けているのはメガネだけという状態。




 『不思議な感覚だ。背徳感だろうか?


 ここを会社だと思うな…会社だと思うな…』





 と、自分に言い聞かせていたものの、良く考えたら、自宅のトイレでも全裸にはならんわなぁ〜と思います。(笑)




 いそいそとボディーシートを取り出し、ベタついた身体を拭き始めました。









 『うわぁ〜♪これ、気持ちいぃ〜♪』




 『ん〜メンソールかな?ス〜ス〜する♪』




 『何これ〜♪クセになるわ〜♪』




 夏場にシャワーも浴びずにほぼ徹夜したベタベタ感と、それを取り除く爽快感と、メンソールな感じのスースーした感じとが相まって、自然と独り言を言ってしまいました。









 ジャ〜〜〜(水道の音)




 『!!!』




 個室のドアを隔てたすぐ外で、洗面台で手を洗う音がしました。




 (しまったぁ〜!!誰かいたのかぁ〜!!??)




 不覚でした。えぇ、不覚でしたとも…。


 想像してみて下さい。まだ始業時間までずいぶんある朝っぱらに、トイレの個室からオイラの声。




 気持ちいぃ〜♪だの、クセになる♪だの言っているわけですよ。









 何をしているんだ、この馬鹿は?って思われて当然なわけですよ。














 まぁ、実際、全裸だけどね。




 そんな感じで、無事に一日過ごしましたが、誰が手を洗っていたのかは、未だに迷宮入り状態です。


 ちゃんと弁解したいんですけどね…。




 そうそう、肝心のコンパ的飲み会は、全然ダメでした。


 いや、良い子はいたんですけどね…









 『いやぁ〜〜、昨日から帰っていなくてさ。あ、でも汚くないんだよ。今朝トイレでね…』




 と、嬉しそうに話しちゃったのが敗因かと思われます。(苦笑)




    







■ 蚊に刺される


 もう9月も後半だってのに、蚊に刺された。


 オイラの家では、刺されるっていうより、『蚊に食われる』って言う方が多い。まぁ、どうでも良いけど。


 しかし、なんだってこんな時期に、まだ蚊がいるんだろう。関西人のよしに




よし 『まだ蚊がおるんかいな。やじまそくぅ〜ん、君んとこヤバいでぇ〜』




 と言われてしまった。


 まぁ、この時期の蚊なんて、もう旬を過ぎて末期なんでね、たとえ飛んでいたとしても、ヘロヘロ〜って力無いですから、バチコォ〜ン!って叩けば一発ですよ。


 真夏期の強敵っぷりは、見る影も無いです。




 しかし、1週間くらい前に、オイラの優位をあざ笑うかのように、寝込みを襲われまして…




 刺されたのは、足の裏でした。実に、土踏まずの上辺りを、プスッとやられていましてね…。


 足の裏を蚊に刺されたことあります?


 それはそれは、大げさかもしれませんが、気が狂うくらいに痒いんですよ。




 普通の肌であれば、ボリボリ掻いても良いんですが、足の裏でしょ?皮が厚いでしょ?掻いても掻いても、気持ち良くならないのね。




 腕とかであれば、刺された個所に爪で十文字に傷をつけたりしてね、こうやると痒くなくなる裏技!なんて言ってたりもしましたが、いくらやっても、足の裏には効きません。




 もうね、この痒みに代わる刺激を!ってことで、危うく自分の足(蚊に刺された個所)を、包丁で斬りつけるところでした。


 ちょっと大げさかもしれませんが、痒みが無くなるなら、むしろ包丁で血を流すほうがマシと思えるほどに痒いんです。




 オイラが、蚊に刺されたときの駆け込み寺的位置付けとして、『キンカン』があります。


 オイラは、このキンカンに全面的な信頼を置いていまして、もし虫に刺されたら、何を無くとも、まずキンカンを塗ると。そうすれば、絶対に治ると信じ込んでいます。


 実際、どんなに蚊に刺されても、キンカンを塗っておけば、半日もしたら完治しているんですよね。




 そんなわけで、今回も足の裏にジョブジョブと塗りました。もう塗りたくりました。10分おきくらいに、塗りたくりました。もう、デカいキンカンのボトルが、1週間で無くなりました。




 でも効かなかったなぁ…頼みの綱の、盲目的に信用していたキンカンでも、1週間かかっても完治しなかった…。


 塗っても塗っても、歩けば擦れてしまうし、さらに痒いしで…。


 1週間かかって治らなかったら、皮膚科にいくつもりでした。(それくらい辛かった…)




 何とか1週間かけた今日、ほぼ完治に至りましたが、分かったことがあります。それは…



















 蚊が来たら、まぶたと足の裏は、死守すること!これ基本!




 まぶたも掻けないのよね…。(小学生の時に経験済み)




    







■ とある、結婚式2次会


 注・今日の日記は、事前に新郎新婦より、『バッサリと斬ること』を許可されています。(笑)




 自分で言うのもなんですが、友達は多い方だと思います。ホント、それには恵まれていると思うし、とても感謝しています。


 友達が多いことなんて、特に自慢することでもないし(別に自慢しちゃいないが…)、多ければ多いほど嬉しいし、多過ぎて困ることも無いんですが…


 でも、正直を言うと…



















 結婚式がしんどいです!!





 …えっ?あ〜あ〜、分かってる。皆まで言うな。


 …分かってるって。…そんなに何度も言わなくても分かってるって。









 せやから、分かっちょる言うてるやろ!!




 いやいやいやいや。あのね、オイラだってお祝いにね、しんどいとか言いたくは無いですよ。


 それくらいわきまえていますって。そんなサムい男じゃないよ。




 そもそも、ホントにおめでたいことだしね。友達が結婚して幸せになるわけだもの。


 しかも、その場に呼ばれるってことはさ、自分が幸せになるのを、一緒に祝って欲しいって人に選ばれたわけでしょ?光栄の極みですよね。




 でもさ…物事には限度ってものあってね…


 今日で10月が始まったわけだけどね…先月9月から、来年1月までの…5ヶ月間ですか?


 たったの5ヶ月間でさ〜














 式&披露宴が3回、2次会が6回だぞ!?




 あはは〜もう笑うしかねぇ〜よ。




 しかも、式の一つは仙台だしね。(オイラは関東在住)


 さらに言うなら、2次会は、幹事&司会者が2回もあったりするわけですよ。


 幹事の打ち合せをしている最中に、別の幹事&司会のオファーが来た時には笑ったね。




 結婚式が多いとかって話をすると、『結婚式の出費も、自分の時に呼べば、トントンになるよ』なんて言う人がいますけどね…




 もう、絶対無理。そんなに呼びきれるわけがない。式だの、2次会だのって、何十回行ったかは覚えていないけど…。





 まぁ、あれだ。今日の日記で、オイラが新郎新婦に対して、何が言いたいのかと言いますとね…




 当然、まずはおめでとうございますと。そりゃそうですよ。




 そして、もう一つだけ言いたいのはね…




 …金?…いやいや、お祝いですから。小さいことは言いません。


 …休日が潰れる?…いやいや、それもお祝いですから。




 では何かと言いますと…




 オイラを呼ぶからにはさ…



















 日記のネタにしちゃっても良いよね?(笑)







 さてさて、行って来ましたよ。結婚式2次会。大学の友人が結婚したのですが、久しぶりに会う人などもいて、結構新鮮な気持ちです。


 駅に付属のホテルでね、きっと式と披露宴をそこで挙げたんだと思いますが、そのままホテルの別室にて2次会。


 参加者も結構いまして、なかなかの雰囲気です。




 新郎は、大学の時の友人ってことでね、最近は会っていなかったんですが、大学時代は毎日つるんでいたんですよ。


 まぁ、自分で言うのもなんですが、ホントにオイラの友人?って感じな彼なんですよ。


 まずね、性格が真面目なんですね。いや、真面目でもあるけど、凄く誠実なんですよね。


 そして、メチャメチャ爽やかで男前なんですよね。もうね、眉毛がキリリって感じで、笑顔がホント感じが良いんですよね。



















 ほら、オイラとは全然違うでしょ?(痛)





 そんな感じの彼なんですが、新郎新婦入場って入ってきたら、また真っ白のタキシードが似合ってましてね…














 入場音楽にかき消されていましたが、ここだけの話ね、オイラ、『チッ!』って小さい声で言ったね。(笑)




 まぁ、そんなどうでも良い冗談話は置いておいて(新郎新婦もこのサイト見ているからね)、新郎新婦のケーキ入刀に移ります。


 そしたら司会者がね、とんでもない間違いをしたわけですよ。物凄い勢いでね、こう叫んだんです。



















司会者 『ケーキ、手刀!!』



















 ┐(´〜`)┌ はぁ!?





 ケーキ手刀って何だよと…


 ケーキに手刀入れてどうすんだと…


 同じ間違うにしても、それは無いだろうよと…そしたら…









ケーキ手刀の図

※ ケーキ手刀の図




 ホントに手刀だった。




『新郎が生クリームがダメで、新婦がチョコレートがダメだから、タルトを選びました』


 とか言っていたが、そんなんどうでも良くて、何でタルトに手刀入れているんだ?ってとこを解説しろ、司会者!




 さらに言うなら、何で新郎は、自分の手ではなく、新婦の手で斬っているのか?ってところもツッコミ入れろよ、司会者!と…。




『手刀を入れたタルトは、新郎新婦に全部食べてもらいます!』




 ってな感じで、一見ムチャクチャなこの司会者、全て計算なんじゃ?実はかなりできるのではないかと、この時思いました。…いや、この時はね。(苦笑)




 しばらくの歓談の後、新郎新婦にちなんだ○×クイズをやるということになりまして。


 ○の人はこっち、×の人はこっちみたいな感じで、最後に残った人が景品をもらえるシステムです。




 オイラ的には、クイズ問題よりも、景品よりも、司会者のセンスに興味津々。


 数ヶ月後に、自分も司会者になる身としては、参考になるものを見つけて帰りたいものです。




 期待は裏切らない司会者、凄い問題を出してきました。




『新郎が新婦にプロポーズしたのは、10月16日である!?○か×か!?』



















全員の心の叫び 『知らねぇ〜よ!!』




 もうね、問題聞いた時に爆笑しちゃいました。


 もっとさ、こう…10月16日で出しても良いけどさ…その日に誰かが何かをしたとか、何かの記念日の10月16日ですがとか、そういう感じでしょ?




 ぶっちゃけ、プロポーズが、10月16日であったとしても、そうでなかったとしても、誰も何もリアクションできないんだよね…。




 しかも、神様降りてきているのか知りませんが、5〜60名いた参加者が、3問目を終わった段階で、残り2名になり、4問目で、優勝者が決定してしまいました…。




 どうなのよ、こんなクイズ?司会者たるもの、ここが腕の見せ所だぜ!?って思っていたら、なんだか凄い展開に…




『えぇ〜と…早々と優勝者が決定してしまいまして…問題がまだ残っているので、これから読み上げたいと思います。』




 何と司会者、問題と答えを読み上げ始めました。


 何だか嬉しそうに読んでいますが、誰も聞いていないんですね…。




 何か見ていられなくなって、オイラも歓談をしようかと思ったんですが、司会がひときわ嬉しそうに、問題を発表しました。




『えぇ〜と…新郎は今現在、新婦の下着を着けている?』




 この問題を聞いている人が、何人いただろうか?司会者が、再度問題を読み上げると、場内がざわざわとし始めました。




 なんか…正直言って、嫌な予感。この流れって…




『正解は…そうですね。じゃあ、新郎に服を脱いでもらいましょう。』




 ゴソゴソと新郎がタキシードを脱いでいく…。あっ、何か見えた…。









 まぁ、こうやって脱がしている時点で、下に新婦の下着を付けている事は確定なわけでね…。


 でもこれっていうのは、問題を答える人間が何十人もいて、その上でみんなが考えて答えているっていう前提なら、成立すると思うんですね。




『いくらなんでも、新婦の下着は無いんじゃない?』


『いやぁ〜、わざわざ問題にするくらいだから、仕込んでいるんじゃねぇか?』




 みたい感じでね。でもね、普通に酒を飲んで食事をしながら、思い思いのことをくっちゃべっている面々ですわ。


 なんか騒がしいぞ?みたいな感じで高砂席を見たら、新郎がタキシード脱いで新婦の下着を着ていると…。



















 会場、ドン引きだよ…





 何ていうか…あれだな、こういったネタを扱うのって難しくてね…2問目が終わって生き残りが激減したタイミングで、繰り上げでこの問題にすれば良かったんだよね…。




友人 『なぁ、やぢまそ?』


オイラ 『ん?』




『○○(新郎)、変わったな…あんなことするタイプじゃかったのに…』


『あはは。まぁあれだな。俺たちが知っている○○(新郎)は、もういないってことだな。(笑)』




『そうなのかなぁ…』


『いやいや、冗談だ。あれはな、問題として出すタイミングが悪いだけだな。上手くやれば、大爆笑のはずだ。幹事たちも案を出したときには、いけるって思ったんじゃないか?』




『そういうことか。』


『まぁ、このままビンゴでも突入すりゃ、嫌でも盛り上がるさ。』




 そして、オイラの予想通りビンゴに突入。


 しかし、このビンゴの方も…(滝汗)




 一般的なビンゴってのは、ビンゴした人が前に出てクジを引く。そのクジによって、貰える景品が決まるので、一番最初にビンゴした人も、1等の商品を貰えるわけではないので、ドキドキするってもんである。


 しかし今回のビンゴは、ビンゴした順に商品を配るって形式のようだ。まぁ別に、それはそれでも良いと思う。しかしだな…














 景品が何なのかは言おうよ!




 もうなんか…最後まで1等や2等の景品が何なのかすら分からないし、そもそもビンゴしたものの、自分が何等なのかも分からない…


 しかも、何か長いなぁ〜って思ったら、全員が当たるまでやっているんですね…。




 途中から、配給をもらう被災地の人の列みたいになっていました。




 結局、最後までビンゴできずに残ったのは、新婦と友人(さっき会話していた奴)で、もうわけが分からない一騎打ちが勃発。




 最後は新婦が勝ち、勝ちをゆずった(運だけど)友人は、MVPに選ばれていました。(笑)









長時間続いたビンゴ板の図

※ 長時間続いたビンゴ板の図




 まぁ、何だかんだと書きましたが、結局の総評を言われてもらえれば、そうは言いながらも、楽しかったってことと、幹事、特に司会ってのは、すげぇ大変だなぁ〜ってことです。




 今、気が付きましたが、こうやって色々書くってことは、11月、そして翌年1月にオイラが司会するにあたり、自分で自分のハードルを高くしたってことなんでしょうか?









 何にせよ、二人に幸あれ!




    







■ 穴が開いているから何だ!


 今日は、オイラの主張を聞いて欲しいのである。いつだって、自分の主張を言いたい放題じゃないか!…とか言わないでね。(笑)


 まずは、この写真を見て欲しい。









穴開いているよの図

※ 穴開いているよの図




 アップ過ぎて分からんかも知れないですが、靴下に穴が開いている図ですな。




『えぇ〜やぢまそ、みっともな〜い!』




 とか思うだろうか?まぁ、分からんでも無いんだが…。


 実際ね、これなんて会社で撮影したもんなんでね、こんなサラリーマンはみっともないって思いますよ。




 だけど、これが体質によるものだとしたらどうか?




 これが朝は開いていなかった穴なのに、通勤中に開いたものだとしたらどうか?









 さらに言うなら、朝下ろしたばかりの新品だとしたら、どうかってんだよ!こんちきしょ〜!!




 …取り乱したことをお詫びいたします。




 3つめの新品ってのは無いわ〜って思っているかも知れませんが、れっきとした事実です。


 何だか分からないけど、オイラの足の親指は、物凄い勢いで靴下に穴を開ける機能付きなんですね。(そんな機能いらないから)




 たしかに、大して高い靴下じゃない…っていうか、ビジネス靴下なんて消耗品だと思っているんで、メチャメチャ安い靴下履いているってのはありますが(5枚で500円とか…笑)、それでも履いたその日に、穴が開くってのは異常でしょ?


 でも、一度や二度じゃないんで、間違い無いんですよね…。




 足の爪は結構頻繁に切っているんで、長すぎるってことは無いと思うんです。爪の形状がおかしいんでしょうね。上向きに反っているとか…。


 先天性のものなのか、ガキの頃から空手をやっていたので、その辺が悪いのかは分かりませんが、もうどうにもなりません。っていうか、大抵は穴が開いているのを笑いに持っていきますが、ホントは悩んでいるわけですよ。




 そんな折、事件は起こりました。


 職場の送別会だったと思うのですが、座敷に上がろうと靴を脱いだ直後に、一緒にいた女性に説教されました。




『何で穴開いたの履いているのよ!何なの!?今日、こういう会があるってわかっているでしょ!普通、朝履くときに気が付くでしょ!!』




 何だか分かりませんが、さっきまで笑顔で話しながら会場入りしたのに、いきなりブチ切れて説教ですよ。




 何だ、お前は!?俺の彼女か!?それともお袋か!?




 こういう会って何だよ、送別会には、穴の開いた靴下禁止ってルールでもあんのか?送別会って言っても、仲間内で楽しくやりましょうってな具合だろうよ。


 しかも、朝見りゃ分かるって言うけどな、朝履く時に、穴が開いていたら、そんな靴下履いて出勤するかってんだ、馬鹿タレ!


 さらに何がムカつくって、信じちゃいなかったんだろうが、靴下に穴が開きやすい体質なんですって何度か言ってあるだろうが!




 もうね、ムカついちゃいましたんで、このブチ切れ女にガツンと言ってやりましたよ!



















『すみません…(目上なので敬語)』





 だって、喧嘩になったら、送別会の雰囲気が悪くなるでしょ?




 ここで主張しておきますが、できれば、オイラの靴下に穴が開いていても、放っておいて下さい。


 オイラの中では、穴開き靴下を指摘されるってのは、大げさかも知れないが、ワキガの人に、お前臭いよ!って言っているのと同じっていう認識ですので。




    







■ 鬼になる修行


 過去の日記を読んでいない人は、まずはここから読んでみて下さい。




  心を拉致 (2005年4月14日)

  鬼の鍛錬場 (2005年4月15日)




 まぁ、ここまで読んだ段階で、オイラがどれだけの勢いで拉致られ、また恐い思いをしたかってことが分かってもらえたと思います。




 でも…なんだろう。オイラはおかしいのか?マゾなのか?ご乱心?なんて色々考えてしまうのですが、今日行ってきましたよ、鬼の鍛錬場へ。


 そして無謀にもここで、現役復帰宣言です!




 えっ?何で?って思うかもしれません。ってか、半分は自分でも思っていたりします。(笑)


 理由は色々なんですが、まず、最近の堕落した生活を改善したいってのがあります。もうダメ人間まっしぐらだったので、喝を入れる意味で。


 次に、何かに打ち込みたかったというのもあります。趣味や特技を聞かれて、昔空手やっていましたって言うのも、そろそろどうかな?って思い始めたので、今も空手やっていますと言いたい。




 最後に、一番大きな理由なんですが、ただやりたかったってだけなんですよね。好きなんですよね、空手。伊達に10年も続けていないっていうか、それだけ続けるには好きってのがあるわけです。




 ちょっとだけ武道について語っちゃうと…


 これから、何かを始めてみたいって言う人は、武道がお勧めです。


 社会人の方で、趣味を見つけたい、長く打ち込めるものを見つけたいって言う人には、特にお勧めですね。


 何でかと言いますと、ここからはオイラの主観になるんで、反対意見とかあると思うんですが…


 『武道』って、読んで字のごとく、『戈を止める道』って書くんです。(解釈は色々ですが)


 よって、まず自らを鍛錬して力を手に入れ、そして自らを律する。不当な暴力にも負けません。自分の中の信念や自信になること間違いなしです。何よりカッコ良いですし。


 よく、最近の子がキレやすいと言いますが、武道をやっている人間は、そんなことはないと思います。




 そんでもって、武道って、ホントに長〜くできるんですよ。じぃちゃん、ばぁちゃんになっても、全然余裕です。それは、武道の歴史にあるんです。


 武道というのは、言っても殴り合いや、殺し合いの歴史から生まれたものだと思っています。しかしそれは、相手を傷付けるための目的ではなく、弱者が、強者の不当な力に立ち向かう歴史だと思っています。


 力の弱い女性、お年寄り、子供が、力の強い男性などの暴力に、立ち向かう歴史です。


 つまり、稽古を続けていけば、誰でも強くなれるんです。若さや筋力なんて問題ではなく、稽古を続けた人が強くなっていくように、体系立てられているんです。これが武道です。


 この辺が、いわゆる格闘技と言われるものや、一般的なスポーツと違うところでしょうね。若さや筋力、身体の大きさなどは、強さの要素に入らないんです。年齢による引退も無いので、一生現役で続けていけます。


 現に、格闘家ではなく、武道家と言われる人たちの中には、物凄い強いおじいさんとかいますから。


 というわけで、女性だからとか、中年のおっさんだからとか、運動神経無いしとか、そういうことで敬遠している人は、ぜひ町道場の門を叩いてみてはいかがでしょうか?


 そういう貴方たちのために、武道は存在していると思いますよ?だいたい、家でゴロゴロしてウザがられているお父さん。絶対家族は見直しますぞ?単純に、サンドバック蹴るだけで、気持ち良いしね。









 さてと、これでもかっていうくらい、武道について宣伝してみました。


 実際ね、道場に着くまでのチャリを漕ぎながら、こんなことを考えていましたよ。しかし、現実はどうだったかと言うと…









 道衣に着替えて、道場に下りてみると、指導員から一言。




指導員 『帯がちょっと短いなぁ〜。お前太ったろ?』




 おぉ〜う、いきなり第一声がそれかい。何か、逆に帰ってきたって気がするわ。




『まぁ、あれだ、やぢまそも久しぶりなんで、流す感じでいこうや。』


オイラ 『押忍!!』




 そんな感じで、稽古に参加しました。今日はチビッコ達が、強化練習中ということで、一緒に混じってみました。




 型なんかをやっている時は見ていましたが、組み手の稽古に突入。一緒に参加し、まずは打ち込みから。




『せいぃ!!』


ダ〜ン!




『せいぃやぁ!!』


ダダダァ〜ン!




『次、ミット蹴り!!』




『せやぁ!!』


ドゴォ〜ン!




『せいぃ!!』


ドッバァ〜ン!




『やぢまそ、良い蹴りじゃんか!!』




 まぁね、あれですよ。指導員は流して…なんて言っていましたけどね、道衣を着て、黒帯締めて道場に立っているわけですから、流してなんてできるわけなく…









皮剥けたの図

※ 皮剥けたの図




 開始30分くらいで、足の皮が逝きました…


 (ちょっと見苦しい写真ですみません)




 そんな感じで、ミット蹴りの感触なんかを楽しんでいたわけですが…




『次、組み手やろう!やぢまそ、コイツとね』




 オイラの相手に当てがわれたのは、中学生(黒帯)でした。


 中学生っていったらさ、下手するとね、自分の半分も生きていないわけですよ。


 そんな坊やに負けられるかぁ〜!って挑んでみたら…














 結構、良い勝負でした(痛)




 俺って、こんなに動けなくなっていたのか…。




 打ちひしがれている暇も無く、次の相手が…




『次、俺ね。軽くね、軽く!』




 いやいや、指導員。軽くって、本気で来られたら、レベルが違いすぎて練習にならないどころか、立ってさえいられないから!


 そんなツッコミを心の中で入れながら、号令で始まったのだが…




『はい、お互いに礼!始め!』




 指導員の号令がかかった瞬間…



















 こ、恐えぇ〜!









 人と向き合っただけで、恐くて動けなくなったことってありますか?


 そりゃ8年くらいブランクがありますんで、実力差があるのは間違い無いんですが、もう…動けないの。




 『蛇に睨まれた蛙』ってことわざがあるけど、誰も蛙の気持ちになったことってないですよね?




『お前の気持ち、俺は分かるぞ!蛙よぉ!』




 と叫んで、逃げ出してしまいたい気持ちでした。




 大して手数も貰わずに、1分で指導員との組み手は終わりましたが…














 終わった後、プレッシャーと急激な疲労で呼吸困難になり、ゲロ吐きそうになりました。




 神聖な道場ってのと、チビッコ達が見ているってのもあり、我慢しましたけど…。




 その後、もう一人の指導員と組み手。


 彼は、オイラが年上なのと、超ブランクがあるってことで、相当気を遣ってくれていました。














 口の中が、鉄の味になったけどね。




 やっぱ、全日本2位の正拳は、今のオイラには見切れないってことですな…。




 まぁ、そんなこんなで、計3回ほどゲロ吐きそうになりながらも、何とか稽古を完走。




 晴れて、多分、死にはしないだろうという自信は持てました。




 また来よう。自分を追い込むために、道衣とか、帯とかも新調しようかな…なんて考えていると、指導員からのお誘い。




『そういやさ、○日に、館長が結婚するのよ。そんで2次会があるんだけど、やぢまそも来られない?』




『押忍!喜んで!ちなみに、その前の週は、自分は別の2次会で司会やっていますけどね。(笑)』




 また増えちゃったよ…。まぁもう良いけどね…。




    







■ 修行の成果


 先週の日記から、1週間ほど経ちましてこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか?


 オイラはと言えば、もう散々なもんでしたよ。




 何だろうか…この1週間、シャレにならん筋肉痛と闘っておりました。(苦笑)




 先週の日記 『鬼になる修行』 は、稽古が終わって帰宅した夜に、ノリノリで書いたものなので、ある意味達成感に満ちていたというか、これから頑張っていくぜ!みたいな勢いがありました。


 ですので、足の皮が剥けようが、すでに筋肉痛が始まっていようが、まだまだ事態の恐ろしさに気が付いていない感が満点だったわけです。しかし翌日…



















 ベッドから起き上がれず、目覚まし時計を止められない自分に、爆笑してしました。





 もう、腹筋から背筋から、腕、足、ケツに至るまで、痛すぎて、そしてその痛みに笑けてしまって、力が入らないのですよ。


 一応、運動不足だ〜なんて言いながらも、スポーツジムに行ったり、たまにゴルフに行ったりとしていたので、完全に動いていないわけじゃなかったんです。


 だから、まさかこんなことになるなんて…といった感じでした。




 さらに言うと、翌々朝なんて、自転車で最寄駅まで行くことを断念。



















 親に頼み込んで、駅まで車で送ってもらいました。(弱)




 それくらい、普通の生活では使わない筋肉に効くってことなんでしょうね。


 それからずっと、左足の太ももからケツにかけて、シャレにならん痛みでして。


 ヒザを伸縮させると痛いんで、歩くときは、ヒザを伸ばしっぱなしにして歩くか、軽く曲げたまま歩くことになります。




 ヒザを伸ばしたまま歩けば、スターウォーズのC−3POみたいな歩き方になりますし…(金ぴかの人型翻訳ロボットね)




 ヒザを曲げたまま歩けば、HONDAのASIMOみたいな歩き方になるわけでね…


 情けないったらないわけですよ。




 しかしね、オイラは、昨夜に決心しましたよ。


 空手を頑張っていこうってのはもちろんですが、もっとしっかりと、武道家としての意識を持って生きていこうと。


 具体的に、どういうことかと言いますと、




 武道家たるものは、行住坐臥、これ闘いである




 というわけです。つまり、行住坐臥(ぎょうじゅうざが)というのは、『行くことと止まること、坐(すわ)ることと横になること』であり、寝ていようが飯食っていようが、全てのシーンにおいて、油断すんなよってことです。


 ある意味、油断しっぱなしな上に、笑いの神を降ろしまくりなオイラには、ピッタリの訓示じゃないですか。少しは落ち着いて、大人の男を演出してみたいものです。


 馬鹿みたいに、弱りきった蚊に足の裏を刺されて、痒くて悶絶している場合じゃないってことですよね。 ⇒ジャンプ




オイラ 『よぉ〜し、俺はSEでありながら、武に生きる。俺は変わるぜぇ〜!!がっはっはぁ〜!』




 と、満を持して寝ましたが、今朝起きてみたら…



















 首を2箇所と、手の甲と…そして



















 何と、手のひらまで、蚊に刺されていました…














 手のひらなんて、普通の人だって刺されないですよね…。寝起きに、自分のふがいなさに一言…。




『こんなに隙だらけの武道家はいねぇよな…』




    







■ 鬼になる修行2


 先週の日記 『鬼になる修行』 では、お見苦しい写真をスミマセンでした。


 ちなみに、今日の分も、先に謝っておきますね。(こらこら)




 というわけで、1週間くらい前に左足の土踏まずの上あたりが、ベロォ〜ンと剥けてしまいましたが、1週間経って、今日の稽古を終えた段階で、どうなっているかといいますと…









先週の皮剥けたの図

この足が…










今日の皮剥けたの図

今日は、こう!




 あへぇ〜。先週皮が剥けた個所は、脅威の回復力で塞がりかけていますが、親指にできた水泡が破裂し、何だかよく分からない部分が、ところどころ皮が剥けています。




 でも、そんなことより、なんか汚ないですね!(笑)




 ホント、すみません。でも、決して水虫でこうなったわけじゃないので、そこのところだけはよろしくです。




 なお、左足君がこんなになっている間に、右足君は何をしているかと言いますと…









その時、右足はの図

両足負傷かよっ!!





 いやぁ〜、もう参った。正直、両足がこんなだと、痛くて、普通に歩けないんですよね。




 でもねぇ〜、オイラはねぇ〜



















 こんなに負傷しながらも、耐えながら頑張っている自分が、とっても大好きなんです。(痛)




 この辺りは、ある意味、マゾやナルシストでないと、耐えられないかも知れませんね。


 だって、普通ならここで辞めてしまうかもしれないのに、オイラったら、道衣と帯を新調しましたもん。(笑)




 そうそう、前に帯が短かったんで、『お前、太ったろ』って指導員に言われた話をしましたが、いざ新調にあたって調べてみると、周りの人たちよりも、40cmも短い帯だったということが分かりました。


 そりゃ短いわな。よく考えたら、高校に上がる頃に作った帯でしたからね。




 まぁ、こんな感じで鍛錬に励んでいますが、しばらくは怪我の写真は自粛しようと思います。軽く、グロい画像ですものね。すみません。




 反省の意味を込めて、ちょっとだけ違う話題を。


 実は、道場に行く前に、最寄駅そばのパチンコ屋に行ったんです。


 今日は、別にパチンコを打ちに行ったわけじゃないんですが、とあるイベントがやっていまして。




『あのマリンちゃんが、○○(店名)にやってきます。』




 こんなイベント。(笑)




 簡単に説明すると、三洋というパチンコメーカーの爆発的人気機種、海物語シリーズのイメージキャラクターがマリンちゃんなわけでして。


 そのマリンちゃんというキャラにちなんで、『ミスマリンちゃんを探せ』という専属キャンギャルオーディションがありまして、そこでミスと準ミスが計3人決まったと。




 その子達は、大海物語という台で、10連チャン以上すると、実写で登場するわけなんですが、オイラには、そんな引きは無いので、せめて本物を見ておこうと思ったわけです。(笑)




 会社帰りにちょこっと寄って、運良く見れたら良いなぁ〜程度でしたが、実際見たら、度肝を抜かれました。




 阪本麻美(まみ)さん ⇒ オフィシャルサイト




 いるんですねぇ〜こんなに可愛い子って…モロ好みです。(おいおい)


 色んな意味で、ため息が出ました…。




 とりあえず、何となくな流れに沿って、写メを何枚か撮っておきました。これが、物凄く良い出来なんで、ここで公開したいところなんですが、肖像権の問題などありますので、断念します。




 彼女自身も、(仕事中とはいえ)凄く感じの良い子でしたので、好印象でした。




 そろそろ読者の皆様は、いつのまにか、空手の話がキャンギャルの話になっているぞ!って気が付いているかとは思いますが…



















 汚い写真を見せちゃったので、綺麗な女性の話で中和しておこうという、管理人の打算的な運営方針




 ということですので、お許し頂きたい。(笑)




 当サイトの管理人は、阪本麻美さんを応援しています。




    







■ 魔法戦隊マジレンジャー


『チャラ♪チャラ♪チャラチャラ〜♪ マジレンジャー!!』




 ということで…マジレンジャーなんですけどもね…。


 けどもねって言われても知らんよと。まぁそうでしょうね。オイラもちょっと前までは知りませんでした。


 先日、姪っ子が我が家にきて、なにやらDVDを見ていたわけです。物凄いノリノリなテンポで、




『GO FIGHT!マジ!マジ!マジレンジャー!!』




 って曲が始まりましてね。見れば、明らかにヒーロー戦隊物だったんです。




オイラ 『おぉ〜おぉ〜!何だか懐かしいぞ、これ。』




 オイラがガキンチョの頃は、サンバルカンとか、デンジマンとか、ゴーグルファイブとか、バイオマンとか、結構観ていました。


 特に幼稚園時代に観ていたサンバルカンは、当時の自分にとっては、ライフワークでしたので、毎日毎日幼稚園でバルイーグル(レッド・リーダー)となっては、悪役の友達たちを泣かしていました。(悪)




 そんなこんなで、DVDは終わりの歌になり、姪っ子が画面を観ながら踊っています。


 なんだか、ドリフのひげダンスみたいな踊りなんですが、たしかにヒーロー達も踊っているんですよね。




『何かあれだな、この踊りおかしいね。』


姉貴 『でも可愛いでしょ、○○(姪っ子の名前)』




『お尻フリフリしてね。』


『そうそう。』




『で、これは、何レンジャー?』


『マジレンジャー。』




『マジレンジャー!?本気って書いて、本気(マジ)レンジャー!?』


『違う違う、魔法なの。魔法戦隊マジレンジャー。』




『魔法!?あぁ、Magicalとかの「Magi(マジ)」か。』


『そそ。』




『へぇ〜。魔法って時点で、結構卑怯じゃない?何でもありじゃん。(ブルーが結構可愛いかも…)


『ん〜まぁねぇ〜。』




『あれだろ、最近の戦隊物とか、仮面ライダーとかは、イケ面とか可愛い子がいっぱいで、親が観るのも意識しているんだろ?』


『そうねぇ〜。●●(旦那の名前)も大好きだし。』




『話のタネに観てみるかな。』




 いそいそとパソコンで テレビ朝日のサイト や、 東映のテレビサイト なんかを調べて見ると、色々と分かった。




 まず驚いたのが、悪役側にも女の子がいるってこと。


 その名も、ナイメアというとっても分かりやすいネーミングであるが、サイトで見る限りかなり可愛い。


 オイラ達が観ていた時代となれば、悪役側にも女幹部がいることがあったが、とんでもねぇ化粧をしたおばさんであるというのが常識で、出てくるとちょっと泣きそうになったもんだ。


 しかも、ナイとメアに至っては、パンクとゴスロリっていう、マニアにはたまんねぇ〜作りになっており、ヒーロー側じゃなくて、こっちにファンが付く可能性も否定できない。




 サイトを読み進めていくうちに分かったのであるが、マニアックな設定もあるらしい。


 第13話に、冥獣オーガというのが出てくるのであるが、そのプロフィールに驚愕した。まぁ、ここに気が付くのは、ほとんどいないと思うのであるが…。




『“蠱毒房(こどくぼう)三冥獣”の一匹目オーガは…』




 蠱毒だって…?




『冥獣たちを戦わせるインフェルシアの牢獄・蠱毒房で生き残った最強の三冥獣の一匹。蠱毒房で倒した他の冥獣たちの血肉を喰らい様々な力を得るうち…』




 あぁ〜凄い、凄いわ。この製作側の人達。もともと蠱毒ってのは、 色んな毒虫を一箇所に集めて共食いさせて、最後に残った1匹を使って呪いをかける呪術なんですけど、こんな知識にも精通しているのね。


 そんでもって、何が凄いって、そんなマニアックな設定が、ちびっ子相手に全く意味がないってのが最高だ。作り手の職人魂が見えますね。





 マジレンジャーということで、リーダーの赤は当然、マジレッドになるわけですが、他にもマジイエローマジグリーンマジブルーマジピンクがいます。


 こんなことは言いたかないですが、どうなんですか?マジブルーは?




 役者が悪いわけではないんですけど、いやむしろ、マジブルーは可愛いんですけど、マジブルーですよ?マジブルー









 俺、本気(マジ)でブルーだよ…




 とかっていうイメージの方が、先行しちゃうんですよね。




 マジブルーと、本気ブルーだと、声に出すとイントネーションが違うのでまだマシなのですが、文章にするとさらにわけがわからなくなります。


 マジブルーが会心の蹴りで、敵をやっつけたとしましょう。すると…









 『炸裂!マジブルー、渾身のマジキック!!』




 と言った感じで、とぉ〜!!って女の子が蹴りで敵を倒したはずなのに、



















 もうね、半鬱くらいに落ち込んでいた奴が、急に逆ギレモードになって、相手が失神しているのに、長渕剛ばりのやくざキックで、ガッツンガッツン蹴っ飛ばしている絵が浮かんでしまうんですよね。









マジブルーのマジキックの図

マジキック!!





 まぁ、こんなにいじってみましたが、実は結構興味をそそられているので、今度さかのぼって観てみようかなと思っています。


 ネタにさせて頂いた以上、責任を持って全部見るのが礼儀ってもんですよね。




 なお、あわせて調査した仮面ライダー響鬼(ヒビキ)も、細川茂樹が主人公という設定もさることながら、鬼(ライダー)がたくさん出てくるのもあり、









 主役の武器が、音叉(楽器のチューニングを合わせる道具)というわけわかんなさもあり、興味を惹かれています。


 いやはや、東映さん、昼メロドラマばりの人間模様を期待していますよ?




 当サイトは、東映系特撮作品を応援しています。(っていうか、まだ観ていないですけど)




    







■ 名前、それは燃える命


 また…やじまんの奴、とんでも無いタイトルを日記に付けたなぁ…と思っていらっしゃる方、ある意味正解です。(笑)


 まぁ、今日は、ちょっと名前の話をしようかと思いましてね。


 最近の子供って、なんかあれ…こう…ぶっちゃけて言うと、奇抜な名前をしている子が多くないですか?


 とは言っても、名前なんて物は、産まれて自分で自分につけるものではありえないので、周囲、とかく親が付けるものであるわけです。


 親戚が、祖父母が、とは言っても、最終的な判断を下すのは親なわけですから、やはり名前は親が付けるもの。つまり、奇抜な名前は、親が良しとして付けているわけですよ。




 今日の日記のタイトルに、『名前、それは燃える命』なんて書いてみましたが、これはゴダイゴのビューティフル・ネームという歌の歌詞でして…




 だれかがどこかで答えてる


 その子の名前を叫ぶ


 名前 それは燃える命


 ひとつの地球にひとりづつひとつ




 おそらく、名前って言うのは、その子にひとつだけ付けられた、とても尊いものなんだよってことを言っているんだと思うのですよ。


 非常にこのことには共感でして、オイラ自身も、タカシという名を大事に誇りを持っているわけです。




 後でね、奇抜って、どんなののことを言っているんだ?ってのを紹介しますけど、まずはそんな名前を付けられた子供の気持ちを考えてみましょう。


 子供ってのは残酷ですから、大人から見たら大したこと無いことでも、それはいじめの原因となり、ゆくゆくは、トラウマにもなりかねないわけですよ。


 そして大人になって、就職だのって時に、履歴書に書くわけですね。そんな時に、自分の名ってのは、自分と言う人物をアピールするための看板だったり、タイトルであるわけですよ。



 別にね、この後紹介する名前が、奇抜だから絶対いじめられるってことを言っているわけじゃないですよ?でもね…









 自分の身の回りで、こんな名前を付けようとしている人間がいたら、絶対ブン殴ります。




 その子の一生のことなんだぞ!と…。




 誤解の無いように言いますが、そういった名前の人を否定はしません。特に、たまたまこのサイトを見て、自分の名前が書かれていたりとか、もしくは自分の子供、身内にそういった名前の子供がいましたら、それはこっちがごめんなさいと言うしかないですよ。


 しかしながら、名は体を表すということわざがありますが、その名は、何を表しているんだ?と問いたいところです。


 親は子に、こんな子供に育って欲しいという願いを込めて、名前を付けるんだと思うんです。


 たとえば、優秀な人にって思えば『秀一』とか、優しい人にって思えば『優子』とかね。


 オイラの知っている人に、『秋鹿』と書いて『あいか』さんという方がいますが、珍しい名前ながら、美しい響きで、ご両親が願いを込めて付けられた名前だなぁと好感が持てるわけです。


 こういった感じで、珍しい名前でも、見た人が、好感を持てる名前もたくさんあるわけですよ。でも…



















 『光宙』で、『ぴかちゅう』ってのは、どうなんだ?














 『眠民』で、『むーみん』ってのは、どうなんだ?


 そもそも名前に、『むー』って長い棒を入れるなよと…。














 『本気』で、『まじ』ってのは、どうなんだ?


 もう…涙出てくるんだよね…。




 まぁ…何度も言いますが、他人の名前を否定するのは、どうかと思っているのですが…。




 しかしね、以前は、『凱亜』でガイア、『空雅』でクウガ、そして『龍騎』でリュウキっていうのがあるって聞いて、かなりゲンナリしたわけですよ。


 もう親の世代に仮面ライダー観せるのやめろ!って思っていましたが、結構多い名前なんだそうで…。


 だから、今の子供世代が、大きくなった時には、タカシとかって名前が珍しくなっちゃうのかなぁ〜とか思ってみたり。


 そして何より、最近では、ガイアだのクウガだのって名前に、抵抗が無くなってきた自分に驚きです。




 今回の話は、名前の話なんで、こういう名前はOK・NGですといったことは言いません。言えるわけありません。




 ただ…子供の名前を付ける時くらい、真剣に付けてやれとは言っておきたいです。




    







■ やぢま家の最も長い日


 先程、お袋と病院から帰ってきました。今日という日は、我が家にとって、最も長い日になりました。




 今を遡ること、約2ヶ月ちょっと前。お袋から言われた一言は、オイラにとっては、それはそれは衝撃的であり、かつ現実感の無いものでした。









お袋 『お父さんね、前立腺ガンかもしれないって…』




 親父がそんな検査をしているということすら、全く知らなかったオイラ。一緒に住んでいるというのに…。


 聞けば、掛かりつけの先生の勧めで血液検査をしたところ、その日の深夜の内に、先生から緊急で電話があり、すぐにでも、精密検査を受けなさいと…。




 前立腺ガンは、PSA検査と呼ばれる血液検査を行うことで、早期発見ができるようです。個人差はありますが、この数値が


 4ng/m以下の場合  正常値

 4〜10ng/mの場合  グレーゾーン

 10ng/m以上の場合  ガンが疑われる


 とのことだそうです。


 そんな中、親父がはじき出した数値は、実に260ng/m。とてもじゃないが、ありえない数値だそうです。親父と先生が、プライベートでも付き合いのあるとは言え、ど深夜にも関わらず電話してきたのにも頷けます。




 その後、専門医にて再度SPA検査、触診、MRI撮影などを経て、290ng/m超の自己記録更新に加えて、ガンであることが確定したのでした…。




 ガンが確定してしまえば、こちらは覚悟を決めるわけで、そうなると重要な部分は、どれくらいひどい状態であるのかということや、他の臓器や骨なんかへの転移はあるのかといったことになります。


 精密検査を繰り返し、不幸中の幸いと言った感じで、骨や他臓器への転移は見受けられないという結果になったわけです。









 しばし時が過ぎて、本日の手術に向けて親父が入院。そして昨日、親父とお袋が、医師から詳細な説明を受けてきたそうです。


 オイラが道場での練習から帰宅すると、お袋はひどく酔っており、まくしたてるようにオイラに話をしました。




 もともと他臓器への転移が無いと知ってから、切ってしまえば全て治ると、かなり楽天的に考えていたようで、医者の説明に打ちのめされたようです。


 医者の義務なんだと思いますが、最悪の事態を色々言われたようで…


 合併症の可能性、輸血の弊害、そして290ng/mという数値は、転移していないことが不思議であり、リンパ線への転移は腹を開けてみないと分からないということ…。




 そして、腹を開けて、無理だと分かったら、そのまま閉じますと言われたことがショックだったようです。




『できれば、アンタにも一緒に聞いて欲しかった…』




 ということを連呼していました。まぁ、そう言われても、そんなに詳細な術前説明があるなんて、そもそも知らなかったわけで…


 お袋の話を延々聞いている内に、そんなことを今言っても仕方ないだろう!っとキレてしまいそうでしたが、お袋が、どれだけ気弱になっているかを考えると、うんうんと聞いてやることくらいしかできませんでした。









 そして今日は、オイラは会社を休み、昼過ぎにはお袋と一緒に病室へ。手術を控えた親父は、思っていた以上に落ち着いていました。




オイラ 『よう』


親父 『おう』




『元気そうじゃねぇ〜の』


『まぁな。昨日から水一滴飲んですらいないから、腹減ってるけどな…』




『そう言えばこの前ね、久しぶりに●●(近所のパン屋)でコロッケパン買ったのよ。凄いおいしかったよね?』


『美味かったなぁ〜』




『コロッケの芋がホクホクでねぇ〜』


『食事できない人の前で、食べ物の話をするかねぇ〜』


『食いたいなぁ〜』




 たしかにコロッケパンは親父の好物なのであるが、こんな時にコロッケパンの話をするお袋も凄い。まぁ、みんなで顔をしかめて緊張していても、それこそ参ってしまうのであるが…。




 しばらくして、続々と一族が集まってきて、皆で手術の時を待ったが、待てど暮らせど、一向に知らせがきません。


 前の手術が大幅に遅れたようで、親父が手術室に入ろうという時には、すでに夕方6時を回っていました。




 手術室に入る時というのは、あまりにあっさりしているもので、看護婦が車椅子に乗せて、とっとと連れて行ってしまいました。


 時間も押しているので仕方ないのかも知れないが、テレビドラマで見るような、手を握って頑張ってと言ったりとか、ストレッチャーで運ばれていくのを追いかけたりなんて、全くありゃしないのである。




 親父を無事に送り出し、手術終了予定まで、4時間以上の時間がある。オイラとお袋を残して、みんなには帰ってもらうことにしました。


 皆がぞろぞろと出て行く中、婆ちゃんだけが帰りたがりません。




婆ちゃん 『ワシは…帰らん…』




 お袋と姉貴が説得していると、婆ちゃんはそのまま泣き崩れました。




『ワシャ、心配で…心配でのう…』




 お袋と姉貴に、アンタが泣いてどうする!と怒られていたが、オイラはちょっと泣きそうになりました。






 皆が帰った病室で、オイラは雑誌、お袋はテレビを見ていたが、何をしていても落ち着かない。


 早く終わってくれという気持ちもある反面、早い段階で誰かの足音がすると、腹を開けて、無理だと分かったら、そのまま閉じますという医師の言葉が思い出される。




『生殺し…だよなぁ…』


『ホントにねぇ…』




 この時ばかりは、1分が永遠に感じられたというと大げさだが、時間が経つのがとても遅く感じられました。


 親父との他愛無い会話、つまらない喧嘩、そんなことばっかりが思い出されます。




『縁起でもないな…』




 落ち着かない自分を抑えるため、動物園のクマみたいに、病室や廊下をうろうろしていました。






 しばらくして、ナースステーションが慌しくなり、担当医が手術室から出てきました。




担当医 『いや〜、お待たせいたしました。説明しますので、こちらへどうぞ。』




 担当医の導きで面談室へ通されると、切り取った臓器を見せられながら説明を受けました。




『え〜無事に手術は終わりました。目立った合併症や転移も見られないので、大丈夫かと思われます。この後、コイツ(臓器)を検査に回しまして、結果から今後のことを決めていくことになります。』




 オイラもお袋も、緊張の糸がブツリと切れ、ガクッっと力が抜けた。そして、担当医に何度もお礼を言いました。




 30分ほど経ち、親父と話ができるようになった。


 鼻や口、全身に管を付けられ、麻酔で意識も朦朧としているが、親父と話すことができた。




『良かったねぇ〜ホント良かったねぇ〜!』


『…あぁ…』




『転移もね、目立った転移も無かったってよ!』


『…そう…か…』




『これで元気になるね!』


『…あぁ…』




 話し掛けるお袋に、親父は何とか答えているといった感じであった。


 オイラは、嬉しくて仕方が無かった。麻酔が切れれば、意識もはっきりとするであろう。今は、無事に手術が終わったことだけで十分だ。




『どうだ?痛むか?』


『…あぁ…痛…い…なぁ…』




『そうか。』


『…でも…な…』




『ん?どうした?』


『…これ…で…やっと…な…』




『うん?』



















『…コロッケパン…食えるぞ』














( ̄□ ̄;)!!









 親父よぅ!!術後にまともにしゃべった第一声が、コロッケパンってのは、どういうことだよ!




 どんだけ腹減っているんだよと言いたい。









『分かったよ。ゲロ吐くまでご馳走してやるから!(笑)』


『…笑わ…せる…な…傷が…痛む…』




 笑わせているのは親父の方だろと思ったが、そのまま寝てしまったので、家に帰ることにした。




 今回色々あったが、最後に思ったことは、やっぱりオイラの親父なんだなってことだけです。




    







■ 正しい正拳の握り方


 今日の日記は、ちょっとマニアック過ぎて、分かりにくいかも知れません。まぁ、でもあくまで日記なんでね…。




 我々、空手を志すものが、道場の門を叩いた時に、最初に教わることがあります。


 それは、正座の仕方、礼の仕方、『押忍!(おす)』の発声などありますが、大切なこととして、正拳の握り方というのがあります。




 正拳、それは空手を修めるものにとっては、最も重要なものの一つです。毎日必ず握り、必ず正拳突きを練習していきます。


 よって、空手を志すものにとっては、正拳の握りなど必須項目であり、知らない人はいないわけです。




 今日道場に、初めてお会いする師範がやってきました。


 齢、おそらく80歳くらいはいっていると思われ、まさに長老といった趣き。聞けば、なんと段位が8段。まさに武術家である。




 こういうのって、文章だと伝わるか分かりませんが、物凄い気配を放っているわけですよ。


 一般の人であれば、すでにおじいちゃんの年齢であるにも関わらず、武術家、武道家である人たちというのは、動き一つが違うんですよね。


 普通に歩いているだけで、能や歌舞伎といった伝統芸能のような雰囲気があります。おそらく、ガチでやりあったら、オイラは不覚を取ると思われる…そんな気配があるのです。




 師範は、我々が練習を終えて、残って自主練をしているところに、声をかけて来られました。


 師範は声が出ないため、電気喉頭を使っておられました。電気喉頭というのは、小型のマイクのような器械を首の皮膚に密着させ、電気的に振動させながら発声どおりに口を動かすことで声を出します。




 またこの電気喉頭を使用しているのが、武術家の雰囲気に拍車をかけているわけですが…。




師範 『お前たち、正拳を握って見せろ』


オイラ 『押忍!!』




 正しい正拳というのは、いや、我々が正しいと思っていた正拳というのは…









正拳を握る前の図

※ 正拳を握る前の図





 小指から順に人差し指まで握りこんでいき…









小指から順に握りこんでいくの図

※ 小指から順に握りこんでいくの図





 親指で最後にフック(固定)し、完成。









親指で締めるの図



親指で締めるの図2

※ 親指で締めるの図





 これで正拳は出来上がりなわけだが、師範はそれを見て、こうおっしゃった。




『それでは足りないんだ』














 足りない…?




 まがりなりにも、オイラ達は黒帯であり、ましてや一緒に話を聞いているのは、指導員である。


 そんな我々に正拳を握ってみろと言う時点で、大分おかしな話なのだが、もしそれが本当なら、我々が握り続けた正拳は、間違っていたことになる。




『良いか、もう一度握ってみろ…そう、それだ。ここを見てみろ?』




 正拳を握る途中で、師範が指差されたのはココ。









指摘個所の図

※ 指摘個所の図





 師範が指摘されている個所は、小指から中指までの3本を強く握りこむと出てくる手のひらの皮の部分であった。




『この皮の部分をな、3本の指先で潰して引っ掛けるようにするんだ。人差し指は良いから、3本でしっかりとひっかけるんだ。』


『押忍!!』




『爪が当ると痛いだろ?』


『押忍、痛いですね。』




『それで良いんだ。次第に皮が硬くなる。これ見てみろ。』


『押忍…うぉ!?』




 師範の手は、もう何て言うか、もともと無骨にゴツゴツしているんだが、手のひらの上のさっきの個所に、硬質化したミミズ状の皮ができていた。




『良いか。鍛錬していけば、こうやって皮が固まる。ここに指を引っ掛けるんだ。これが正しい正拳だよ。』


『押忍!!』




『君たちの正拳はね、手に石鹸を付けてみれば分かるが、絶対握り込めないんだ。こうやって手のひらに引っかかりができるようになれば、拳が壊れることは無いし、素早く握れるようになる。』


『押忍!!』




『それに、こうやって握り込めるってことは、拳を守る意味もある。甘い握りで正拳を出せば、手の骨が砕けるぞ。』


『押忍!!』




『こうやって握れるようになるまで、日常生活の中でも訓練しなさい。良いね?』


『押忍!!』




 なるほど、こうやって正拳を作るのか…何だか目から鱗が落ちる気分であった。




『昔はね、こういうことは先輩達に習ったもんなんだよ。でも今は、そういうことを伝えている人が少ないからね。また機会が合ったら、色々と話してあげよう。』


『押忍!!ありがとうございました!!!』




 もう最敬礼ですよ。


 目上であり、師範であり、教えを頂いたというのもありますが、その古(いにしえ)の知識に純粋に乾杯です。


 武道のように歴史があるものは、体系立てられたものや動きに、本当に深い意味があって、学んでいて非常に興味深いのです。


 やはり、格闘技じゃなくて武道を志して正解だったと思いました。




    







■ 陰陽師


 今日の日記は、パチンコをやらない人には、ちょっと分からないかもしれません。できるだけ、やったこと無い人にも分かりやすく書くつもりであるが、分かる人だけ笑って下さいという日記になったら、ごめんなさい…。




 まずは、予備知識から。


 パチンコ台というのは、金を入れてパチンコ玉を借り、玉を増やせれば勝ち、減ったら負けという分かりやすい遊戯である。









パチンコ台解説の図

※ パチンコ台解説の図





 基本的には、解説図のスタートチャッカーと言われる所に玉を入れると、上側にある液晶内で、ドラムが回転。写真のように、同じ絵柄が3つ揃えば、晴れて大当たりとなる。


 まぁここまでは、普段パチンコをしない人でも、何となく分かるのではないだろうか?




 そうするとパチンコは、回せば回すほど、当たりやすくなるわけです。


 とどのつまり、パチンコっていうのは、大当たりに向けて、どれだけスタートチャッカーに玉を入れられるかってのが勝負の分かれ目になるわけです。




 じゃあ、どれくらいの効率でドラムを回せるかと言うと、1,000円で20回も回せれば、まずまずの台と言えると思います。


 つまり、100円で2回ほど回せれば良いかなくらいのもんです。そう考えると、パチンコってシビアなんですよね。


 ちなみに、写真の『CRパチンコ水戸黄門』は、メーカー発表の大当たり確率が、1/397と言われているので、400回も回せば、大当たりするんじゃねぇ〜の?って感じなわけです。


 400回回すのに、単純計算で20,000円使わなきゃいけないわけですが、1回の大当たりに出てくる出玉は、約1,700発。等価交換しても、6,100円にしかならないわけですね。














 計算合わないじゃないか!と…。




 えぇ、まったくその通りなんです。(笑)




 まぁその通りなんですけど、必ずしも、400回回さなくても大当たりするんですね。


 というか、何回で当たるかなんて、誰も分からないわけです。あくまで、平均で400回くらいってなもんですから。




 運が良ければ、1,000円で20回も回したら大当たりするかもしれないですし、逆に運が悪ければ、50,000円突っ込んで1000回回しても、全く大当たりしない可能性もあるわけです。




 しかも大当たり後に、確率変動を引き続けて連チャンすると、10万円でも20万円でも出てしまうという側面も持っています。




 とまぁ、1時間後にどんなことになっているか分からないってのが、パチンコってギャンブルなわけですよ。




 さて、ここまでパチンコを解説したので、今度は今日のできごとってやつをお話しましょう。




 今朝は、朝から決意一発、今日は出してみせる!と勇んで出かけました。


 朝から閉店まで打てば、実に13時間。じっくり腰を据えて打てるわけです。多少負けてスタートしても、調子の良い台であれば、1日かけてじっくりと出せるわけですよ。




 そんなわけで、今日の戦略としては、朝の投資は結構大きくなっても、出るまでとことん回すと決めて向かいました。



















 これが地獄の始まりでしたが…。









 今日座った台は、CRフィーバー陰陽師という台です。おそらく、フジテレビでやっていたドラマ『陰陽師』のタイアップものです。なぜ今更?って気もしますが…


 まぁ、それはさておき、打ったのはこんな台です。









パチンコ台『陰陽師』の図

※ パチンコ台『陰陽師』の図





 見ても、ふぅ〜んって感じですよね。せっかく写真を撮って来たので、なんとなく載せてしまいました。(笑)




 さてこの後、パチンコの結果が待っているわけですが、もう一度まとめておくと…


 基本的には、1,000円で、約20回回せると考えると楽に計算できる。


 1,000回(50,000円)回しても、大当たりしないこともあるが、かなり稀である。


 ましてや、1,500回(75,000円)回しても、大当たりしないなんて、ほとんど見たことが無い。




 まぁ、こんな感じです。ただし大事なことは、









 パチスロと違って、パチンコの回転数には天井が無いのです。


 つまり物理的には、2,000回転ハマることもありえるということです。




 それではお待たせしました。今日のオイラはどうだったのでしょうか…ドコドコドコドコ…(太鼓の音)




 ジャン!!









天井知らずの図

※ 天井知らずの図





 凄くねぇ!?(涙目で)









 実にね、本日の当り回数がゼロ…














 そして、進行形で、2,635回のハマり…









 これって、陰陽師の呪いか何かか?




 はいはい…計算しないで良いですよ…




 1,000円で20回転として…














 13万え〜ん!!!!




 もうね、楽しくなってきちゃったよ。




 あまりのハマり度にね、500回転くらいの時は、イライラしたりしていたんだが…




 そして、1,000回転超えたあたりで、誰か殺してくれって思って…














 2,000回転超えたら、どんどん楽しくなってきちゃって、どこまで行くのか、それを見ずにはいられなくなったよ。




 この辺が、ギャンブラー特有の馬鹿美学なんですよね…。




 結局、この後は、2,670回転あたりで確変を引き、3セットで終わったんですが、ホントにどうでも良い出玉でしたね。




 パチンコ屋と銀行ATMを、何度行き来したのかとかは、あえて言わないでおくとして、きっと、当り0回で、いきなり2,670回転ハマりってのは、あのホールでも最低記録なんじゃないかなって思います。




 まぁ、あれだ。パチンコなんて、やるもんじゃない。うん、これ大事。




    







■ 空を飛ぶ


 I wish I were a bird. (鳥だったらなぁ〜)


 突然、英語の仮定法なんて懐かしいものを持ってきてみましたが、こんにちわ。


 まぁ、英文自体はどうでも良いんですけど、人間ってのは、昔から空に憧れてきたわけです。


 人類は、自らの力で飛ぶことは出来ないので、科学いう力を持って、航空機を発明したのでした。




 しかぁ〜し!今日、オイラは空を飛びました!


 言うまでも無いですが、別に飛行機に乗ったとかというわけではありません。いやさ、何に乗っていたかというと、むしろ自転車に乗っていたわけです。


 とは言っても、映画『E.T.』のように飛んだわけではなく…




 いつものように会社帰り。チャリで爆走していたオイラに、悲劇の影は忍び寄ってきていたのです。




 空手道場に向かって走っていると、何だかチャリの挙動がおかしいことに気がつきました。


 なんか、ペダル漕いでいても、心もとない気がするのです。




オイラ 『やべぇ…こりゃタイヤがパンクしたかな?』




 とはいえ、たとえパンクしたとしても、何とかごまかしながら一日終えてしまえば良いだろうと思っていました。


 とりあえずは、道場へ行かねば!と、思いっきりペダルを踏み込んだ瞬間…














 オイラ、空飛んじゃったよ!!




 まぁ〜何て言うか…一瞬、何が起きたのか分からなかったですが、とりあえずは自分が宙に浮いていることに気がつき…




『あぁ…俺死んだかも…』




 と思ったのでした。




 ドカッ!ゴロゴロゴロゴロ…




 変な体勢でアスファルトに叩きつけられ、ゴロゴロと転がりました。


 死んだか…?と思いましたが、全然平気でして。出てきた第一声に、自分でもビックリ…














『道場での稽古の方が痛ぇわな…』




 自分では分からないが、派手に飛んだと思われるのに、実に無傷。自分のタフネスの向上にビックリです。(笑)




 とりあえず、自転車を起こして、何が転倒の原因だったのかを確認しようと思い、自転車に近づいてみると…




 とんでも無いものが、落ちているじゃないですか!




『マジかよぉ〜!!!』









落ちていた物の図

※ 落ちていた物の図





 ペダルじゃん!!









 え〜と…ちょっと落ち着こう。




 まず確認したいのだが、ペダルって、簡単に取れるものなの?(笑)




 まぁそりゃね、お世辞にも新しいチャリじゃないですよ。しかも、作る時に繋いでいるパーツだろうから、物理的には取り外せるだろうよ。だけどさ〜














 チャリを漕ぐ時って、ペダルが取れることは無いって、盲目的に信じているよね?




 そもそも、取れるかどうかってことすら、考えずにペダルを漕いでいると思うわけでね…。




 想像して下さいよ。もし急いでいて、全力で立ち漕ぎしている時に、もしかしたらペダルが取れる可能性があるって思ったら、チャリなんて乗れないでしょ?


 当然オイラも、取れるわけ無いって信じちゃっているもんだから、全力でペダルに体重を乗っけていたわけでね。




 そこで、スポッって取れちゃったら、そりゃ、空を飛んじゃうって…




 自分の中で、ひとしきり爆笑した後に、肝心のチャリを起こしてみると、









本来あるべき姿の図

※ 本来あるべき姿の図





 こうなっていなきゃいけないのに…









現実の図

※ 現実の図





 実際にはこう!




 何なんだよ、もう!




 まぁ、あれか…これも、笑いの神様に愛されている証ってか?




 だとしたら仕方ないよね。神様からの、ちょっと早めのクリスマスプレゼントなわけですから…。


 最近では、この運命を楽しめるくらいになってきましたので、とりあえずサイト用に写真を撮った後に、こんなこともしてみる。









一度はやってみたかったの図

※ 一度はやってみたかったの図





 これは、漕ぎにくいぜ!




 まぁそんなこんなで、神からの熱烈愛に、最近食傷気味なのでした。




    







■ 護りしもの


 今日は、今年1年の締めということで、本社にて納会が開催されました。


 普段、自社外で労働に従事している我々は、同部署であったとしても、顔を合わせることが少ない。


 よって、こういった自社のイベントは、大事にしていきたいものである。




 納会も1時間ほど進んだ頃であろうか。


 大盛り上がりで立食パーティーを楽しんでいたが、オイラの携帯がお袋からのメールを受信した。




『お父さんが事故を起こし、本人は大丈夫でしたが、車が動かなくなりました。私の車はどうなるのでしょうー』














 ( ̄□ ̄;)!!えっ!?




 何だよ、このメールはっ!?




 ツッコミどころが満載ではありますが、何だって内容の重大さと、お袋のテンションが合っていないわけ?


 そもそも、何で最後はクイズ形式なんだよ…。意味がわからねぇ…。




 えぇ、もちろん飲み会の会場を抜けて、速攻でお袋に電話しましたよ。




オイラ 『どうなの?車なんてどうでも良いけど、親父はどうなのよ?』


お袋 『ん〜?あぁ〜救急車で、病院に運ばれたよ。』




『うおぉ〜い!!マジか〜い!?』


『何か、足をぶつけたって。相手が頭打っていたんで、ついでに乗って行った感じで』




『じゃあ何だ?平気なんだ?』


『平気なんじゃないの?それより、お母さんの車、グチャグチャよぉ〜』




『それは知らねぇ〜よ。とりあえず…納会切り上げて、今すぐ帰るから。待ってろ』


『ハイハ〜イ』




 お袋のテンションがおかしいのか、オイラの慌てっぷりがおかしいのかは、家に帰れば分かるとして、何だってこんなことになってしまったんだろうか?


 そもそも、ガンの手術して退院してからは、親父は車の運転なんてしていないはずなんだが…。




 やきもきしながら、上司に事態を告げて帰宅することにする。


 所属部の部長と、お世話になっている次長に話をすると、




上司 『お前は…何でそんなに苦労するかなぁ〜。場合によっては、俺が親父さんを説教してやるぞ?』




 と言ってくれた。あぁ…オイラってば、ホントに上司に恵まれているなぁ〜と実感。(涙)


 急ぎ本社を出て、帰路につく。


 とりあえずお袋のテンションを考えると、事態は軽いのかなと思いつつ、やっぱり救急車で運ばれているということを考えると、どうも不安が消えない。


 なんせ、親父は退院したばかり。身体が本調子ではないのは、間違いないのである。




 もっと飛ばしてくれよ、運転手!とか思いながら、何とか最寄駅まで到着。この間、約1時間半。


 心配しっぱなしの1時間半は…もう、生殺しですよ。




 最寄駅で降りて、速攻で自宅に電話してみる。聞きなれた声。




親父 『もしも〜し?』


『親父!無事か!?』




『あぁ…車なぁ、動かないんだ。レッカーで持って行ったよ。』


『違うわ!身体だよ、身体!怪我は無いのかって聞いてんの!』




『あ〜ちょっと足をぶつけたんだけどね、大丈夫』


『そっか…まったくさぁ〜』




『ごめんな〜』


『…アナタは、どこまで家族に心配かけたら、気が済むのですか?(冷)』




『全面的に謝ります。土下座したい気分で一杯でございます。』


『まぁ、良いです。無事なら』




『今どこだ?』


『●●駅(最寄り駅)に着いたとこだよ』




『早く帰ってこぉ〜い』


『ほいほ〜い』




 どうやら、親父は無事であったようです。


 なんだか、気が抜けたっていうか、安心して力が抜けてしまったので、軽く行きつけのBARに寄り道をし、1杯だけ飲んで帰りました。




『ただいま〜』


『おかえり』




『で、車はどうなったって?』


『もうね、グチャグチャ。縁石に突き刺さった感じ』




『えぇ〜?事故現場、見たんだ?』


『見たわよ。だって、ウチの裏だもん』




『えぇ〜!?おいおい!!』




 どうやら、事故現場は我が家の裏の道。


 親父が交差点を出たところで、学生の運転する軽自動車が突っ込んで来たそうです。




『…というわけだ』


『そりゃ酷いな。きっと、俺も避けられないよ、それじゃ』




『だろ?まぁ、電信柱をかわして、横の縁石に当たったんだけどね。電信柱だったら、ヤバかったぞぉ〜』


『だなぁ…そもそも、何で車を運転しているんだ?』




『お父さんが、一人で買い物に行ったのよね。退院してからは、お母さんが運転で、お父さんはいつも助手席だったでしょ?その状態だったら、これまたヤバかったわねぇ〜助手席にモロに突っ込まれているもの…』


『だなぁ…。よ〜し!え〜っと…ハイ! (・д・)ノ 』


『なによ?』




『一つ提案があります』


『なんだ?』




『あのね、今回の件でね、電信柱といい、助手席に座っていなかったことといい、もうありえない偶然だと思うわけ。つ〜か、こりゃ奇跡だよね。ぶっちゃけると、親父は死んでいてもおかしくなかったわけでしょ?』


『そうかもしれないねぇ〜』




『さらに言うとだ、ガンだってさ、転移していないのが不思議だったわけだしね。今月、2回死んでいるかもしれなかったわけでしょ?』


『そうだな〜』




『で、奇跡が起きて本当に良かったなぁとは思いつつ、ここまでくるとさ、何者かの力が働いているとしか思えないわけ』


『どういうこと?』




『だからさ、何者かに守られているんじゃねぇ〜のかなって言ってるの。』


『何者って誰よ?』




『ウチの家族を守っているなんて、そりゃ一人しかいないでしょ』




 オイラは、兄さんの遺影を指差した。




『守ってくれているんじゃないの?』


『そっか…そうかもねぇ…』


『…世話かけたなぁ〜。お前、守ってくれていたのかぁ〜』




『まぁ、違うかも知れないけど、感謝は誰に向けてしても良いわけだしね。みんなで仏壇にお礼を言っておきましょ』


 三人で線香をたむけ、兄さんの遺影に手を合わせた。




(兄貴…ありがとな…)




    


当サイトは、TOPページのみリンクフリーです。
リンクは、http://www.yajiman.com/ へお願い致します。
バナー

当サイトの無断転載・直リン等を禁止します。